ストライドファーマ社、インドでCOVID-19への可能性のある薬剤の試験を実施
ベンガルール(ロイター)- インドの製薬会社ストライドファーマ社(Strides Pharma Science Ltd)は木曜日、抗ウイルス薬ファビピラビルの臨床試験を実施するための規制当局の承認を得たと発表しました。
ベンガルールに拠点を置くこの会社は、インドのファビピラビルの治験を実施することをインド医薬品管理局(Drug Controller General of India: DCGI)から承認を受けていると、ストライド社の創設者であり、非常勤会長である、アルン・クマール氏は、公益公表後の電話会議において述べましたが、詳細は明らかにされませんでした。
これは、先月、グレンマーク・ファーマシューティカルズ社がファビピラビルの治験実施を承認した国内で最初の製薬会社となったことが発表されたのに続く発表です。
ムンバイに本拠を置くこの会社は、後期段階の臨床試験を開始しており、研究結果は7月または8月までの完了が見込まれています。
ファビピラビルは、日本の富士フイルムホールディングスの1部門によってアビガン(Avigan)という商品名で製造されており、2014年に国内で抗インフルエンザ薬としての使用が承認されました。
しかし、水曜日の共同ニュースによると、これまでのところ、いくつかの臨床試験でアビガンが新型コロナウイルスの治療に有効であることを示す明確な証拠はないことを報告しています。
水曜日にストライド社は、ラニチジン製品の撤退に関連した在庫およびその他の費用の11億3千万ルピーを計上したため、4四半期の連結純損失は20.7億ルピー(2,735万ドル)となりました。
同社の株価は5.3%上昇し、初期の取引ではここ2週間での最高値となり、若干の増加があり、標準時間(GMT)の4:30には1.8%上昇しました。
【以下のリンクより引用】
Strides Pharma to conduct trials in India for potential COVID-19 drug
Reuters