バルサラジド
バルサラジド カプセルは、潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療に使用されます。
コラザル
バルサラジド Balsalazide
Colorex , インタザイド Intazide
Ranbaxy, Intas
カプセル
750 mg
1167
【バルサラジド カプセル】医師へご確認下さい。
【バルサラジド カプセル】アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認下さい。
【バルサラジド カプセル】おそらく妊娠中に使用するのは安全です。
動物研究では、胎児への悪影響は少ないか、または全く示されていませんが、ヒトの研究では限られています。 医師にご相談ください。
【バルサラジド カプセル】母乳育中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。授乳後、乳児に下痢の症状がないか監視してください。
【バルサラジド カプセル】通常、車の運転などに影響を及ぼすことはありません。
【バルサラジド カプセル】腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。腎疾患が中程度から重度である場合は、推奨されません。
【バルサラジド カプセル】肝疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談下さい。
バルサラジド カプセル
バルサラジド カプセルの使用方法
バルサラジド カプセルは、潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療に使用されます。この薬は、大腸内で炎症を軽減するメカニズムを持ち、腸の内層の化学的伝達物質を抑制します。
医師の指示に従い、決められた用量で服用してください。
バルサラジド カプセルは、5-アミノサリチル酸(5-ASA)を結腸に放出するアゾ結合のプロドラッグです。
5-ASAは結腸に放出する腸の炎症を抑え、潰瘍性大腸炎や関連する症状(下痢、直腸出血、腹痛など)を軽減します。
【参照文献】MSDマニュアル
バルサラジド カプセルの一般的な副作用
一般的な副作用には、吐き気、頭痛、下痢、腹痛があります。これらの症状が重症化した場合や長期間続く場合は、医師に相談してください。
よくある質問
Q. バルサラジド カプセルとは?
バルサラジド カプセルは、潰瘍性大腸炎およびクローン病の治療に使用される抗炎症薬で、大腸内でメサラミンを放出するプロドラッグです。
【参照文献】ウィキペディア(Wikipedia)
Q. バルサラジド カプセルはスルファ剤を含んでいますか?
いいえ、スルファ剤は含まれていません。
Q. バルサラジド カプセルの服用中に注意すべきことは何ですか?
服用中に発熱や下血を伴う下痢などの症状が現れた場合は、直ちに医師に相談してください。
Q. バルサラジド カプセルは他の薬と併用できますか?
併用する薬については、必ず医師に報告してください。相互作用がある場合があります。
Q.バルサラジド カプセルはアサコールより優れていますか?
急性潰瘍性大腸炎において、バルサラジド カプセルはアサコール(メサラミン)よりも大きな寛解率と耐性が確認されています。
バルサラジド カプセルは、急性潰瘍性大腸炎の治療薬としてメサラミンより効果的であり、より耐容性が高いとされています。
基本情報
バルサラジド(Balsalazide)は、FDAから承認を取得している5‐アミノサリチル酸(5-ASA)製剤です。
下痢、直腸出血、胃痛などの特定の腸疾患の炎症を軽減するために使用されます。
用法・用量
*添付文書をよく読み、医師に指示された服用方法に従ってください。
*用量は病状等により異なりますので以下は目安としてお読みください。
【用量】
通常、成人には1日3回、食後に服用します。
医師の指示に従って正しく服用ください。
警告
・本剤の成分にアレルギーがある方は使用を避けてください。
・他の薬を使用している場合は投与前に医師へご相談ください。
禁忌
以下に該当する場合は使用できません。
・バルサラジドや類似薬にアレルギーがある場合
慎重投与
以下に該当する場合は、慎重に投与する必要があります。
・肝臓や腎臓の疾患がある
・胃幽門狭窄症
・感染症や血液疾患がある
・喘息持ちである
・十二指腸潰瘍がある
相互作用
下記の薬剤を使用している場合には医師へ知らせてください。
抗生物質、炭酸脱水酵素阻害薬、アセタゾラミド、プロベネシド、糖尿病の治療薬、メサラミン、アスピリン、トリサルチル酸コリンマグネシウム
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中、授乳中、または妊娠を計画している場合は医師に相談してください。
保存等
バルサラジドは、直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。
子供の手の届かない場所に保管してください。