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パーロデル (ブロモクリプチン)

パーロデル(ブロモクリプチン)は、プロラクチンというホルモンの分泌を抑制する作用のあるお薬です。高プロラクチンレベルの治療の他、先端巨大症やパーキンソン病、また、一部、プロラクチン分泌腫瘍の治療に使用されます。

同義語

パーロデル

有効成分

ブロモクリプチン, Bromocriptine

その他のブランド名

パーロデル, Parlodel

包装

10

製造元

ノバルティスインド, Abdi Ibrahim

形状

含有量

2.5mg

製造国

インド, トルコ

SKU

2775

【パーロデル (ブロモクリプチン)】食事と一緒に服用下さい。

【パーロデル (ブロモクリプチン)】アルコールと一緒に服用すると、過度の眠気や鎮静を引き起こすことがあります。

【パーロデル (ブロモクリプチン)】おそらく妊娠中に使用するのは安全です。
動物研究では、胎児への悪影響は少ないか、または全く示されていませんが、ヒトの研究では限られています。 医師にご相談ください。



【パーロデル (ブロモクリプチン)】母乳育児中の使用は、安全ではありません。ヒトでの研究データが限られていることから、この薬は乳児にとって重大なリスクになる可能性があります。
パーロデル (ブロモクリプチン)は、乳汁分泌を抑制するため、通常は使用されません。


【パーロデル (ブロモクリプチン)】一部の患者では、低血圧に起因するめまいや衰弱が起こることがあります。 このような症状が現れると運転能力が低下する可能性があります。その場合、車の運転や機械の操作は控えて下さい。


【パーロデル (ブロモクリプチン)】腎疾患での使用は恐らくは安全ですが、情報が限られていることから、用量調整が必要となることがあります。医師へご相談ください。


【パーロデル (ブロモクリプチン)】情報が限られていますので、薬の使用を始める前に医師へご確認ください。基礎肝疾患がある場合は注意が必要です。



シルデナフィル

ブロモクリプチン

使用方法
パーロデル (ブロモクリプチン)は、プロラクチンレベルの増加、女性不妊症、2型糖尿病および先端巨大症において使用されます。
効能・効果
パーロデル (ブロモクリプチン)は、体内のプロラクチンの量を減少させることによってプロラクチン濃度を増加させ、繁殖力および月経の問題の治療に役立ちます。
また、体内の成長ホルモンの量を減らすことによって末端肥大症を治療します。研究では糖尿病においてどのように作用するのか正確にはわかっていません。
一般的な副作用
吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、疲労
専門家のアドバイス
  • 過去に心疾患(高血圧、心臓発作、心不全、遅いまたは不規則な心拍)があると診断されたことがある場合は、医師にご相談ください。
  • パーロデル (ブロモクリプチン)による治療中に、心機能(心エコー検査など)の定期的なモニタリングが勧められることがあります。

よくある質問
Q.パーロデル (ブロモクリプチン)に中毒性はありますか?
いいえ、パーロデル (ブロモクリプチン)には中毒性がありません。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は便秘、体重の減少、脱毛、体重の増加を引き起こしますか?
パーロデル (ブロモクリプチン)は、便秘や脱毛などの副作用を引き起こすことがあります。しかし、体重に対して知られている影響はありません。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は安全ですか?
パーロデル (ブロモクリプチン)は、医師の指示に従って、所定の用量で使用すると比較的安全です。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は催奇形性ですか?
パーロデル (ブロモクリプチン)はヒトにおいて催奇性作用は示されていません。しかし、この薬を服用する前に必ず医師に相談してください。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は下垂体腫瘍を縮小させますか?
はい、パーロデル (ブロモクリプチン)は、プロラクチノーマのような下垂体の特定の腫瘍を縮小することができます。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)はモノアミンオキシダーゼ阻害薬(MAOI)、ステロイド、またはホルモンですか?
パーロデル (ブロモクリプチン)は、モノアミンオキシダーゼ阻害剤(MAOI)やステロイド、あるいはホルモンではありません。ドーパミンアゴニストと呼ばれる薬物のクラスに属しています。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)はカベルゴリンより優れていますか?
カベルゴリンおよびパーロデル (ブロモクリプチン)の両方は、ドーパミンアゴニストとして知られている同じクラスの薬物に属しています。両方の薬物は、ホルモン異常およびパーキンソン病の治療においてほぼ同じ有効性がありますが、
効果は個々の応答に応じて変化します。薬を変更する前に必ず医師に相談してください。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は月経を遅らせますか?
パーロデル (ブロモクリプチン)は月経サイクルを正常化させます。プロラクチンの放出を減少させることによって、排卵を正常化することができます。

Q.パーロデル (ブロモクリプチン)は不妊を治療しますか?
これは、高プロラクチン血症(プロラクチンレベルの上昇)の治療に使用されます。パーロデル (ブロモクリプチン)は、排卵を正常化し、プロラクチンレベルを正常にすることにより受精能を改善することができます。

Q.ブロブクロプリンと一緒にイブプロフェン、クロミッド(クロミフェン)、タイレノール(アセトアミノフェン)、ナイキル(アセトアミノフェン/デキストロメトルファン/ドキシラミン/シュードエフェドリン)、ビテックス、葉酸を服用できますか?
上記薬物のいずれとの薬物相互作用も確認されていません。薬を服用する前には必ず医師に相談してください。

基本情報
パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)は、プロラクチンというホルモンの分泌を抑制する作用のあるお薬です。プロラクチンには、女性が出産後に母乳を分泌したり、排卵を一時中止する働きをしています。産後に適正に分泌されている分には問題ないのですが、それが産後ではないときに大量に分泌されると、「高プロラクチン血症」で不妊の原因ともなる症状です。
禁忌
下記の場合の使用はできません。
○妊娠中毒症の場合
○産褥期高血圧の場合
○麦角アルカロイドに過敏症の既往歴がある場合 
○心臓エコー検査で心臓弁可動制限、心臓弁尖肥厚またはこれらに伴う狭窄などの心臓弁膜の異常がみられる場合。及びその既往歴がある場合
○本剤に含まれる成分に過敏症の既往歴がある場合
慎重投与
下記の場合の使用は特に慎重に行う必要があります。事前に医師に該当を伝えて下さい。
○妊娠中、または妊娠している可能性がある場合
○下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進み、視力障害などが著しい場合
○レイノー病の場合
○肝障害がある場合。または、その既往歴がある場合
○消化性潰瘍がある場合。または、その既往歴がある場合
○精神疾患がある場合。またその既往歴がある場合
○腎疾患、又はその既往歴のある患者
○重篤な心血管障害がある場合。またはその既往歴がある場合
○腎疾患、又はその既往歴のある患者
重要な基本的注意
パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の使用によりいちじるしい血圧下降、突発的睡眠、傾眠などの症状が現れる場合があります。本剤の使用中は自動車運転や危険を伴う機械操作などは行わないこと。パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の使用は、少用量から始め、血液状態の観察を十分に行いつつ慎重に用量を維持量まで移行するなどの慎重さが必要です。高プロラクチン血性排卵障害、乳汁漏出症では、パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の使用に、トルコ鞍の検査を行うこと。プロラクチン産生下垂体腺腫(トルコ鞍底を破壊するように発育したもの)の場合で、パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)により腺腫の著明な縮小がみられた場合、髄液鼻漏が起こるケーるがあります。その場合には、適切な処置を行うこと。視野障害を伴うプロラクチン産生下垂体腺腫の患者に、パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)を使用後に腺腫の縮小がみられ、いったん、視野障害が改善した後、トルコ鞍の空洞化により視交差部が鞍内に陥入することによって、再び視野障害が出現するおそれがある。定期的な視野検査をで異常が無いかどうか確認し、異常があることが分かった場合には使用用量を減量するなど適切な処置を取ること。産褥性乳汁分泌の抑制にパーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)を使用する際には、場合により氷罨法等の補助的方法との併用を検討する。パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)を産褥性乳汁分泌の抑制に投与する際には、分娩後に呼吸・脈拍・血圧などが安定した後とする。パーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の使用中(特に投与初日)は十分な観察をして、血圧上昇、頭痛、中枢神経症状などがみられるた場合には、直ちにパーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の使用を中止すること。レボドパやドパミン受容体作動薬を使用しているパーキンソン病患者において、病的賭博(個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず、持続的にギャンブルを繰り返す状態)、病的性欲亢進等の衝動制御障害が起きたという報告があります。該当するような症状が現れた場合、直ちにパーロデル(有効成分:ブロモクリプチン Bromocriptine)の減量や中止などの適切な措置を取ること。
相互作用
【相互作用】
交感神経刺激剤
・アドレナリンなど
子宮収縮剤
・エルゴメトリン
・メチルエルゴメトリン
降圧作用を有する薬剤
アルコール
フェノチアジン系薬剤
・クロルプロマジン
・チオリダジンなど
ブチロフェノン系薬剤
・ハロペリドール
・スピペロンなど
イミノジベンジル系薬剤
・カルピプラミンなど
ペロスピロン
ブロナンセリン
メトクロプラミド
ドンペリドン
抗パーキンソン剤
・レボドパ
・チオキサンテン系薬剤など
シクロスポリン
タクロリムス
マクロライド系抗生物質
・エリスロマイシン
・ジョサマイシンなど
HIVプロテアーゼ阻害剤
・リトナビル
・サキナビルなど
アゾール系抗真菌剤
・イトラコナゾールなど
オクトレオチド
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳幼児、小児などに対する安全性は確立されていません。
過量投与
過剰摂取により悪心、嘔吐、めまい、低血圧、起立性低血圧、頻脈、傾眠、嗜眠、昏睡、幻覚、発熱などの症状が現れた場合、催吐、胃洗浄、活性炭、塩類下剤などの一般的処置法や対症療法(嘔吐や幻覚の治療へメトクロプラミドなどを用いるなど)を取る。
その他の注意
お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
保存等
遮光、防湿、室温保存