住民が疥癬を患うキツネの命を救うために集結

グレンロックの疥癬を患うキツネに対する地域の結集

何が同じ町に住む人たちを結び付けるのでしょうか？それはたぶん高校のフットボールの大きな大会での宿命のライバルとの試合です。また、おそらく地元の公園の清掃活動です。しかし、アメリカ・ニュージャージー州にあるグレンロックにおいては、それが『病気の動物』でした。

地域住民の奮闘

グレンロックに在住7年の動物活動家であるマリッサ・オルセンさんは、数週間にわたって多数のグレンロックの住民が病気のキツネを目撃したことに端を発しました。彼女は、「グレンロッカーズ」のフェイスブックグループにキツネについて投稿し、そのキツネ探しに助けを求めました。すぐに、コメント欄には、「参加する」という人や近所で見かけたという人々が殺到しました。彼女は、少なくとも75人が支援の申し出に応じたと言います。そしてフェイスブック メッセンジャーグループが作成されました。

疥癬とは

疥癬は、皮膚の下に侵入し増殖する寄生ダニによって引き起こされる皮膚感染症です。この疾患は、コヨーテやクマ、犬、さらには人間をも悩ますことがあります。キツネに影響を与える可能性のある2種類のタイプがあります。毛包虫性ダニ症とヒゼンダニ性ダニ症で、後者は伝染性です。未治療である場合、疥癬によりキツネが死ぬ可能性があります。 疥癬のキツネは、他の動物へも簡単に感染させてしまう可能性があります。

地域の取り組み

グレンロックの住民たちはキツネの治療に取り組みました。オルセンさんは、セプルベダ氏から寄付されたブラベクト( Bravecto)と呼ばれる別の薬、または経口投与される殺虫剤であるフルララネル（fluralaner）を使用しました。火曜日にグレンロックグループのメンバーは、キツネの餌場を見つけ、その効果を期待してブラベクトを投与しました。グレンロック周辺では目撃が頻繁であるためそういった地域では複数の疥癬に感染したキツネがいる可能性があります。

注意喚起

ガルボウスキ氏は、誰でも疥癬のキツネを助けることができると言います。常に裏庭に来る場合は、イベルメクチンを購入することで助けることができます。動物のサイズによって異なる場合がありますので、一度、薬を手に入れて正しい用量を調べたら、ミートボールなどの餌に混ぜて、キツネが食べられるようにしておきます。野生動物を扱うときは、常に注意してください。

【以下のウェブサイトより引用】

Glen Rock residents come together to help save life of fox with mange

Northjersey.com