シーピンク 内服液 (鉄/ 葉酸)

シーピンク 内服液 (鉄/ 葉酸)は、慢性腎臓病に伴う鉄欠乏性貧血と貧血の治療に使用されています。

シーピンク 内服液 (鉄/ 葉酸)は、抗貧血薬と鉄補給薬と呼ばれる医薬品群に属しています。 鉄は、ヘモグロビン（酸素を運び、血液に赤色を与える物質）とミオグロビン（機能する筋肉に酸素を供給する筋肉タンパク質）の形成に必須であり、体内の様々な組織に酸素を運びます。 それはまた、いくつかの必須酵素、好中球の機能をサポートし、代謝において重要な役割を果たしています。

吐き気、腹部痙攣、便秘、上腹部痛、下痢

下記にあてはまる場合は、シーピンク 内服液 (鉄/ 葉酸)を使用しないか既に使用中である場合は使用を継続しないでください。

• 鉄サプリメントにアレルギーがある場合。
• 鉄欠乏症による再生不良貧血の場合。
• 体に鉄分の過剰蓄積がある（ヘモクロマトーシスまたはヘモジデロシス）。
  
• 胃潰瘍や腸の炎症状態を含む腸に影響を与える重篤な疾患を患っている場合。
• 血尿が見られた場合。
• いくつかの糖に不耐性があると医師より判断された場合。

鉄注入は、重度の、時には致命的なアレルギー反応または重度の低血圧を引き起こす可能性があります。

もし、気絶するようなめまいがあるとと感じたり、または突然呼吸が困難になった場合は、 介護者にすぐに話してください。

それにアレルギーがある場合、または鉄欠乏によって引き起こされていないタイプの貧血が持病としてある場合は、鉄注入は受けれません。

次のようなアレルギー反応の徴候のいずれかがある場合は、緊急医療機関で受診して下さい。
蕁麻疹、呼吸困難、顔、唇、舌、または喉の腫れ。

錠剤の色が変わったり、粒子が混入している場合は、使用せず薬剤師に新薬を依頼してください。

Q.錠剤を長期間服用することはできますか？また、どのくらいの期間、鉄剤を服用できますか？
鉄欠乏症または鉄欠乏性貧血の患者ではヘモグロビンレベルが正常になるまで、鉄補給が勧められます。適切な使用については医師にご相談ください。

Q.貧血や鉄分欠乏症のために鉄剤を服用できますか？
はい、鉄分不足による貧血のために鉄剤が推奨されます。他のタイプの貧血にはお勧めできません。適切な使用については常に医師に相談してください。

Q.鉄の補給のためには何ができますか？
赤身、豚肉、鶏肉、魚介類や豆、濃い緑の葉物野菜（ホウレンソウなど）、ドライフルーツ（干しぶどうやアプリコット）、鉄強化穀物、パンやパスタ、豆類などの鉄分が豊富な食品を消費することができます。
薬局で入手可能な鉄サプリメント（錠剤またはカプセル）は、鉄欠乏性貧血のために使用されます。その適切な使用については常に医師に相談してください。

Q.鉄欠乏性貧血のためには何ができますか？
鉄欠乏性貧血を治療するために鉄補給剤（フマル酸第一鉄/硫酸第一鉄/グルコン酸第一鉄などの）錠剤を服用することができます。
適切な使用については常に医師に相談してください。

Q.ビタミンC /ビタミンD /マルチビタミン/葉酸と一緒に鉄剤をとることはできますか？
はい、鉄とビタミンC /ビタミンD /マルチビタミン/葉酸を一緒に取ることができます。ビタミンCと鉄を一緒に摂取することで、体が鉄を吸収するのに役立ちます。

Q.鉄と亜鉛を混ぜることはできますか？
いいえ、鉄サプリメントは亜鉛と一緒に与えられた場合、亜鉛の吸収を変える可能性があります。

Q.タイレノールと一緒に鉄剤を服用できますか？
はい、鉄剤と一緒にタイレノール（パラセタモール）をとることができます。しかし、適切な使用については常に医師に相談してください。

Q.鉄のサプリメントは体重を増やしますか？
鉄サプリメントを摂取すると体重が増加することがあります。

Q.鉄の錠剤/シロップは便秘/座瘡の原因となりますか？
はい、どのような形態の鉄剤でも便秘や座瘡を引き起こす可能性があります。このような副作用が現れた場合は、医師に相談してください。