ゾフラン
ゾフランは、化学療法、放射線療法、手術後の吐き気や嘔吐を防ぐために使用される抗吐剤です。有効成分のオンダンセトロンはセロトニン受容体拮抗薬であり、吐き気の信号を遮断し抗がん剤の投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐など)を抑え心身の苦痛を和らげます。
ゾフラン
オンダンセトロン, Ondansetron
ゾフラン, Zofran
4
Aspen Pharmacare Australia Pty., Ltd
錠剤
4mg
オーストラリア
13114
【ゾフラン】 食べ物の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用ください。
【ゾフラン】 アルコールとの相互作用は不明です。医師にご確認下さい。
【ゾフラン】 妊娠中の使用は恐らく安全です。動物研究では胎児への悪影響は少ないか、全く無いことが示されていますが、ヒトでの研究データは限られています。医師にご確認下さい。
【ゾフラン】 授乳中の使用は恐らく安全です。ヒトでの研究データは限られていますが、薬が乳児に重大なリスクがないことが示されてます。
【ゾフラン】 通常運転能力に影響はありません。
【ゾフラン】 肝疾患患者の使用に関する情報は限られています。医師にご確認下さい。
オンダンセトロン
- ゾフランは、食事の30分前に服用してください。
- ゾフラン服用後30分以内に嘔吐した場合は、同じ量をもう一度服用してください。嘔吐が続く場合は、医師へご確認ください。
- ゾフランは6〜10日間程度の短期間の服用であれば、副作用のリスクは最小限(許容範囲)に抑えられます。
- 気分が悪く錠剤やカプセルを飲み込むのが難しい場合は、口腔内で溶けるフィルム/ストリップ(濡れた表面に接触すると溶解する薬用ストリップ)をご使用ください。
- 経口で溶けるフィルム/ストリップを使用してのゾフラン服用方法:
- 手が乾燥していることを確認してください。
- 直ちにフィルム/ストリップを舌の上に置きます。
- フィルム/ストリップは数秒で溶解し、唾液で飲み込むことができます。
- フィルム/ストリップを飲み込むために、水やその他の飲み物は必要はありません。
エメスト/オンデン/ ヴォムキンド/ザフランは、吐き気や嘔吐の治療に使用されるゾフランの商品名の一部です。ラニドムは、有効成分としてエソメプラゾールを含有する薬の商品名で、胃酸過多の治療に使用されています。
Q. ゾフランは吐き気/嘔吐/ウイルス性胃腸炎/食中毒/乗り物酔い/下痢/痛みの治療のために服用できますか?
ゾフランは、医師の処方があれば吐き気や嘔吐、乗り物酔いの治療に使用できます。食中毒や痛み、ウイルス性胃腸炎の治療には使用されません。
Q. タイレノール/ペプト・ビスモル/アジスロマイシン/ザナックス/ビコジン/オキシコドン/ヒドロコドンとゾフランを併用できますか?
ゾフランとタイレノール(パラセタモール)/ペプトビス(サリチル酸ビスマス)/アジスロマイシン/ザナックス(アルプラゾラム)/ビコジン(アスピリンとヒドロコドン)/オキシコドン/ヒドロコドンとの相互作用は知られていません。ただし、薬の併用前に医師へご相談ください。
Q. ゾフランは眠気を引き起こしますか?
ゾフランは眠気/めまいの原因となることがあります。このような症状が現れる場合は、医師へご相談ください。
Q. ゾフランにはアセトアミノフェン/アスピリン/ペニシリンが含まれますか?
いいえ、ゾフランはそれ自体が化合物です。よってアセトアミノフェンやアスピリン、ペニシリンを含みません。
Q. ゾフランは抗生物質/抗ヒスタミン薬/スルファ薬ですか?
いいえ、ゾフランは抗生物質、スルファ剤、抗ヒスタミン薬ではありません。吐き気や嘔吐を治療する制吐薬です。
Q. ゾフランは乳児/幼児にとって安全ですか?
医師の指示がない限り、幼児/幼児には使用しないでください。
Q. ゾフランは店頭薬ですか?
いいえ、ゾフランは処方箋薬です。店頭では購入できません。
Q. ゾフランは規制物質ですか?
いいえ、ゾフランは規制物質ではありません。
Q. ゾフランとオメプラゾールを併用できますか?
ゾフランは吐き気(気分の悪さ)や嘔吐を和らげるための制吐薬です。 オメプラゾールとの併用による有害な影響は知られておりません。よってこれらの2つの薬は併用可能です。