プリミドン (マイソリン/ プリミドン ジェネリック)
プリミドンは、脳神経の興奮を抑え、てんかん発作を予防してくれます。別のてんかん治療薬と併用される場合もあります。
プリミドン ジェネリック
プリミドン, Primidone
マイソリン, Mysoline その他
10
Abbott その他ジェネリック各社
錠
250 mg
India
89
【プリミドン】 食事の有無にかかわらず服用できますが、一定の時間に服用することをお勧めします。
【プリミドン】 アルコールと一緒に摂取した場合、眠気や鎮静作用が増すことがあります。
【プリミドン】 プリミドンを妊娠中に使用するのは安全ではありません。ヒトの胎児のリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、妊娠中の女性で例えば生命を脅かす状況などがある場合に許容される可能性があります。 医師へご相談ください。
【プリミドン】 母乳育児中の使用は恐らく安全ではありません。医師にご相談ください。
【プリミドン】 めまい、眠気、疲労を感じたり、注意散漫になることがあります。 そのような症状が見られた場合は、車の運転や機械の操作は控えて下さい。
【プリミドン】 腎疾患がある場合は、注意が必要です。用量調整の必要がある可能性があります。医師へご相談下さい。
【プリミドン】 肝疾患がある場合は注意が必要です。用量調整が必要となることがありますので医師へご相談ください。
シルデナフィル
- 深刻な相互作用
ブデソニド - 深刻な相互作用
ブデソニド オキシテトラサイクリン - 深刻な相互作用
ブデソニド オキシテトラサイクリン ペンフルリドール - 深刻な相互作用
ブデソニド オキシテトラサイクリン ペンフルリドール ハロペリドール - 深刻な相互作用
ブデソニド オキシテトラサイクリン ペンフルリドール ハロペリドール イトラコナゾール - 深刻な相互作用
ブデソニド オキシテトラサイクリン ペンフルリドール ハロペリドール イトラコナゾール フェニトイン
プリミドン (マイソリン/ プリミドン ジェネリック)
プリミドン (マイソリン/ プリミドン ジェネリック)の使用方法
プリミドンはてんかんおよび本態性振戦の治療に使用される薬です。錠剤は水と一緒に服用し、通常1日2回、できるだけ毎日同じ時間に服用します。医師の指示に従ってください。
プリミドン (マイソリン/ プリミドン ジェネリック)の効能・効果
プリミドンは、脳内の神経細胞の異常な過度の活動を抑制することで発作をコントロールします。特にGABAの作用を増強することで、てんかん発作や痙攣発作を予防します。また、本態性振戦の症状も緩和します。
プリミドン (マイソリン/ プリミドン ジェネリック)の一般的な副作用
眠気、皮膚発疹、吐き気、嘔吐、めまい、下痢などが報告されています。副作用が続く場合や重篤な症状が現れた場合は、直ちに医師に相談してください。
よくある質問
プリミドンは、てんかんおよび本態性振戦の治療に使用される薬で、GABAの作用を増強することで発作を抑制します。
Q. プリミドンの作用機序は何ですか?
プリミドンはGABAの作用を増強し、脳内の神経活動を抑制することで発作を予防します。
プリミドンは、フェノバルビタール類似の抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬です。けいれん発作を抑制する作用が強く、その点においてはフェニトインやフェノバルビタールよりも優れているといわれています。
Q. プリミドンの一般的な副作用には何がありますか?
眠気、皮膚発疹、吐き気、嘔吐、めまい、下痢などがあります。
Q. 本態性振戦とは何ですか?
本態性振戦は、特定の原因がなく、手や頭などが震える症状を引き起こす病気です。プリミドンはこの振戦の治療に効果があります。
Q. プリミドンの代謝について教えてください。
プリミドンは体内でフェノバルビタールとフェニルエチルマロンアミド(PEMA)に代謝され、これらの代謝物が抗てんかん効果を発揮します。
Q. プリミドンの代替薬には何がありますか?
他の抗てんかん薬として、バルプロ酸、カルバマゼピン、レベチラセタムなどがあります。医師と相談して適切な薬を選びましょう。
Q. プリミドンの先発品とは何ですか?
プリミドンの先発品はマイソリン(Mysoline)です。ジェネリック医薬品も多く利用されています。
Q. プリミドンの添付文書はどこで入手できますか?
プリミドンの添付文書は、薬局や医師から提供されるほか、インターネットでも閲覧可能です。
Q. プリミドンの服用を忘れた場合はどうすればよいですか?
服用し忘れた場合は、思い出し次第直ぐに服用してください。次の服用時間が近い場合は、忘れた分を補うために倍量を服用してはいけません。
基本情報
プリミドンは、てんかんの発作や本態性振戦の症状を予防するための薬です。脳内の電気活動を安定化させ、長期間の服用が必要です。医師の管理のもとで使用してください。
用法・用量
※医師に指示された用法および用法に従って下さい。
※用量は症状等により異なりますので、以下は目安としてお読み下さい。
【用法】 錠剤は、水と一緒に服用して下さい。 プリミドン錠は通常1日2回服用します。できるだけ毎日同じ時間に服用して下さい。
【用量】
<てんかん> 最初は、125mg(250mg錠半分)などの非常に低い用量から処方されることがあります。 この用量は医師により、症状が抑制されるまで増量されます。 一般的な維持投与量は以下の通りです。
成人および9歳以上の子供・・・1日750~1500mg
6~9歳の子供・・・1日750~1000mg
2~5歳の子供・・・1日500~750mg
2歳未満の子供・・・1日250~500mg
高齢者、虚弱患者: 用量が減量されることがあります。
<本態性振戦> 初回投与量として、50mgを服用することがあります。 この用量は医師により、症状が抑制されるまで増量されます。 本態性振戦を治療する場合、1日の最大用量は750mgです。
【過量服用した場合】 通常量を超えて服用した場合は、医師に連絡して下さい。
【服用を忘れた場合】 服用し忘れた場合は、思い出し次第直ぐに服用して下さい。 忘れた用量を補うために倍量服用してはいけません。
【服用を中止する場合】 症状の改善が見られても、医師の指示が無い限り服用を中止してはいけません。 プリミドン錠に依存性を持つことがあり、そのため突然服用を中止すると離脱症状が出ることがあります。 これを防ぐため、プリミドン錠は徐々に減量していく必要があります。
警告
- 本剤の成分に対しアレルギーをもっている患者へ使用をさけること。
- 他の薬を使用している場合は投与前に医師と相談すること。
- 妊娠中または授乳中の女性は使用を避けること。
- 服用後に体に異変を感じた場合は、直ちに医師に相談してください。
- お子様の手の届かない場所に保管してください。
禁忌
急性間歇性ポルフィリン症、心臓病、肝臓病、腎臓病、甲状腺機能低下症、呼吸機能の低下している人、高齢の人には使用を避けてください。
慎重投与
肝機能や腎機能に問題がある患者、高齢者、妊娠中または授乳中の患者には慎重に投与する必要があります。
相互作用
ナトリウムオキシベート、バルプロ酸との併用で眠気などの副作用のリスクが増加することがあります。 抗凝固剤(ワーファリンなど)、アロマターゼ阻害剤(エキセメスタンなど)、β遮断薬(プロプラノロールなど)、クロザピン、コルチコステロイド(プレドニゾンなど)、ドキシサイクリン、エポチロン(イクサベピロンなど)、エストロゲン、グリセオフルビン、HIVプロテアーゼ阻害剤、ヒダントイン、マラビロク、メトロニダゾール、経口避妊薬、キニジン、タクロリムス、テニポシド、テオフィリン、チロシンキナーゼ阻害剤との相互作用に注意が必要です。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
妊娠中または授乳中の女性への投与は避けるべきです。必要な場合は、医師と相談し、リスクとベネフィットを十分に検討してください。
保存等
プリミドンは直射日光を避け、涼しい場所に保管してください。お子様の手の届かない場所に保管することが重要です。