電話: (050) 5806 4417

平日09:30~18:30(日本時間)

ミトキサントロン 注射 (ノバントロン ジェネリック)

ミトキサントロン注射は抗がん剤です。主に血液の癌、非ホジキンリンパ腫や乳癌の治療に使用されています。 注射薬ですので医師の管理下でのみ使用されます。

同義語

ノバントロン ジェネリック, Generic Novantrone

有効成分

ミトキサントロン, Mitoxantrone

その他のブランド名

オンコトロン, Oncotron

包装

1

製造元

Sun Pharma, Cipla

形状

注射

含有量

20mg x 10ml

製造国

インド

SKU

2353

【ミトキサントロン注射】 医師へご確認ください。

【ミトキサントロン注射】 アルコールとの相互作用は不明です。医師へご確認ください。

【ミトキサントロン注射】 妊娠中に使用するのは危険です。ヒトの胎児へのリスクがあるという肯定的な証拠がありますが、 例えば生命を脅かすような状況で妊婦へ使用する利益がリスクを上回る場合には許容される可能性もあります。医師にご相談ください。

【ミトキサントロン注射】 母乳育児中の使用は危険です。研究データでは、この薬剤が乳児に毒性を引き起こすか、または母親の母乳栄養が望ましくない状態となることが示唆されています。

【ミトキサントロン注射】 気分がすぐれないようであれば運転は行わないで下さい。混乱や疲労感などの副作用が原因となり運転能力に軽微な影響を及ぼします。

【ミトキサントロン注射】 腎疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られてはいますが、用量変更の必要はありません。医師へご相談下さい。

【ミトキサントロン注射】 肝疾患での使用は恐らくは安全です。情報は限られていますが、用量変更の必要はないことが示されています。医師へご相談下さい。

シルデナフィル

ミトキサントロン

使用方法
ミトキサントロン注射は、血液癌、非ホジキンリンパ腫および乳癌の治療に使用されています。
効能・効果
ミトキサントロン注射は抗がん剤です。癌細胞の遺伝物質(DNA)に損傷を与え、癌細胞の増殖と成長を停止させます。
一般的な副作用
吐き気、嘔吐、感染、脱毛、白血球数の減少、生理不順、貧血
専門家のアドバイス
  • ミトキサントロン注射により尿が青緑色に変色したり、白目が青色に変色しますが懸念されることではありません。
  • ミトキサントロン注射は免疫力(感染症と戦う能力)を低下させることがありますので、風邪をひいていたり感染症がある人との接触は避けてください。
  • ミトキサントロン注射を使用している間は、生ワクチン(例えば、はしか、かゆみなどのワクチン)を受けないでください。
  • ミトキサントロン注射は血液中の血塊形成細胞(血小板)の数を減らし、それにより出血しやすくなります。打撲やけがを引き起こす可能性のある活動は避けてください。
  • 挫傷や出血が異常だと思われる場合、または暗色のタール便や血便がある場合は、直ちに医師の診察を受けてください。
  • 嘔吐や下痢が発生した場合には、水分をよく摂り脱水にならないように予防措置を講じてください。
  • 心臓のモニタリングが定期的に行われ、治療前、治療中、治療後に頻繁な間隔で血球数が測定されます。
  • 特に血液や出血障害(例えば、貧血、低血球数)、心疾患(うっ血性心不全、不規則な心拍)、肝疾患、放射線治療などに関連した既往歴がある場合、最近、もしくは現在、感染症にかかっている場合は医師に相談してください。
よくある質問
Q.ミトキサントロン注射はアントラサイクリン系、DNA結合剤、鎮痛剤ですか?
ミトキサントロン注射は発疱薬ではありません。抗悪性腫瘍特性を有するアントラセンジオン(アントラキノンの誘導体)です。

Q.ミトキサントロン注射は化学療法薬ですか?
ミトキサントロン注射は、抗腫瘍薬または抗癌化学療法薬です。

Q.ミトキサントロン注射はどのように投与されますか?
ミトキサントロン注射は、静脈注射として投与されます。

Q.ミトキサントロン注射は多発性硬化症にはどのように役立ちますか?
ミトキサントロン注射では多発性硬化症(MS)は治癒しませんが、二次進行性MSの進行を遅らせ、再発寛解型MSおよび進行性再発性MSにおける再発の時間を延長するのには有効です。

基本情報
DNAの螺旋構造に入り込んでその合成を阻害するとともに、トポイソメラーゼⅡの働きを抑制してがん細胞を死滅させる働きのある抗がん性抗生物質です。
禁忌
下記の場合の使用は禁忌。
(1)心機能異常又はその既往歴のある者
(2)本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある者
慎重投与
下記の場合の使用は慎重を期すること。
(1)肝障害のある者
(2)腎障害のある者
(3)骨髄機能抑制のある者
(4)感染症を合併している患者
(5)高齢者
  (6)水痘患者
重要な基本的注意
(1)本剤の使用が骨髄機能抑制、心筋障害等の重篤な副作用を招くことがあるので、次の点に十分に注意する。

*緊急時に十分処置できる医療施設及びがん化学療法に十分な経験をもつ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ使用する。
*頻回に臨床検査(血液検査,肝機能・腎機能検査,心機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察する。異常が認められた場合には、減量、休薬等の適切な処置を行う。また、使用が長期間にわたる場合、副作用が強く現れ、遷延性に推移する可能性があるので、投与は慎重に行う。

(2)感染症・出血傾向の症状、またはは増悪に十分注意する。
(3)生殖可能年齢の患者が使用する必要がある場合は,性腺に対する影響を考慮する。
(4)本剤と他の抗悪性腫瘍剤や放射線療法を併用した際、急性白血病(前白血病相を伴う場合もある)、骨髄異形成症候群(MDS)が発生することがあるので十分に留意する。
(5)免疫機能が抑制された患者への生ワクチン接種により,ワクチン由来の感染を増強又は持続させるおそれがあるので,本剤投与中に生ワクチンを接種しない。
高齢者への投与
高齢者は腎機能等生理機能が低下しているケースが多く、副作用が現れやすいので、患者の状態を十分に観察しながら慎重に使用する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
(1)妊婦又は妊娠している可能性のある者には使用しないことが望ましい。アントラサイクリン系の抗悪性腫瘍剤(ドキソルビシン塩酸塩,ダウノルビシン塩酸塩等)の動物試験で催奇形作用がみられることが報告されています。
(2)授乳婦が使用する場合は授乳を中止する。動物試験(ラット)で乳汁中への移行することが報告されている。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していません。
適用上の注意
(1)投与経路は、皮下、筋肉内、髄腔内、動脈内投与はしない
(2)投与時の注意
*静注により血管痛、静脈炎、血栓を起こすおそれがあるため、注射部位、注射方法等に十分注意し、注射速度をできるだけ遅くする(3分以上かけて注射する)
*静注の際、薬液が血管外に漏れると皮膚が青色に変色したり、注射部位に硬結・壊死を起こすことがあるので、薬液が血管外に漏れないように注意する
(3)調製時の注意
*溶解時のpHの高い薬剤及びβ-ラクタム環を有する抗生物質と配合した場合、沈殿を生ずることがあるので、これらの薬剤との混注は避ける。また、ヘパリンと結合することが報告されているので、ヘパリンとの混注時に沈殿を生じる可能性があるため、ヘパリンとの混注はしない。
*注射用水、生理食塩液又は5%ブドウ糖液で希釈した注射液は調製後24時間の間に使用する
*分割使用の際は、4週間以内に使い終える