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1日中のパソコン作業による目の影響

米国眼科学アカデミーEyeSmart代表、アーロン・P・ウェインゲイスト医師(眼科)の回答:

コンピューターまたはビデオ表示端末(VDT)で作業しても、目に永久的なダメージが加わることはありません。
しかし、VDTを長期間使用して読書やその他近距離で作業を行うと、まばたきの回数が通常よりも少なくなります。
まばたきの回数が減ることにより、目が乾燥し、目の疲労感を引き起こす可能性があります。
20分ごとにコンピューターから目を離し、目を休めることを忘れないでください。
目を休憩させる時は10フィート(約300メートル)先に焦点を合わせ、少なくとも20秒間は休憩しましょう。


米国眼科学アカデミーEyeSmartmの回答:

コンピューターのモニターを見ても目を傷つけることはありません。
多くの場合、コンピューターを長時間使用している時は、読書やその他近距離で作業をしている時と同じように、通常よりもまばたきの頻度が減ります。
まばたきの回数が減ると目が乾き、目の疲れに繋がる可能性があります。

定期的に休憩を取って、部屋を見渡したり、部屋を歩き回ったりしてみてください。
多くの場合、遠くの対象物を見ると、目の緊張を和らげられることがあります。
モニターは、顔から18〜24インチ(約45~60センチ)離し、わずかに下向きの角度に保ちましょう。
人工涙液の使用も検討してください。
視力がぼやけたり目が疲れたりする場合は、眼科医に目を検査してもらう必要があります。


メフメット・オズ医師(循環器専門医)の回答:

目の疲れを防ぐために、コンピューターを調整することを検討してください。
コンピューターをデスク上の低い位置に置くか、ポータブルコンピューターを使用して、作業中に目線が下向きになるようにします。
そうすることで、まぶたの間の開口部が小さくなり、ドライアイが発生するリスクが軽減されます。

また、コンピューターのリフレッシュレートを70以上に変更することで、刺激を和らげることができます。


ローラ・C・ファイン医師(眼科)の回答:

コンピューターを使用しても目を痛めることはありませんが、一日中コンピューターの画面を見つめると、目の疲れにつながります。
照明を調整して、画面にグレアや粗い反射が生じないようにします。
また、コンピューターで作業しているとき、または読書や縫製などのその他のこまかい作業をしているときは、目の疲れを軽減するために、1時間ごとに目を休めることをお勧めします。
最後に、コンピュータの画面を長時間見つめている人は、普段通りにまばたきをしない傾向があり、目が乾いて不快に感じることがあります。
目の潤いを保つため、定期的にまばたきするように意識的に心がけて下さい。

出典 sharecare『How does working on a computer all day affect my eyes?』(2020年2月12日に利用)
https://www.sharecare.com/health/eye-and-vision-health/how-working-computer-affect-eyes