2型糖尿病の人にとって早く寝ることが最適な理由

2020年9月30日 –　古くから早寝、早起きはあなたを健康で裕福に、そして、賢くするといわれてきました。

現在、新しい研究では少なくともその健康上の利点について支持しています。

2型糖尿病の人を対象にした研究によると、夜更かし（夜更かしして朝も遅く起きる人）は運動量が少ない傾向があり、健康状態を危険にさらします。

睡眠時間が身体活動にどのように影響するかを理解することは、2型糖尿病の人々が健康を管理するのに役立つかもしれないと、英国のレスター大学の研究者であるジョセフ・ヘンソン博士は述べています。

「糖尿病患者が活動的なライフスタイルのメリットを得て、それを維持、達成するのを助けるための大規模な介入が大いに必要とされています。」

と彼は述べました。

「寝るのが遅く、朝寝坊を好む人々にとって、これはさらに重要であり、私たちの調査によると、夜更かしは早起きの人よりも56％運動が少ないようです。」

運動は糖尿病患者を含むすべての人にとって重要です。

健康的な体重と血圧を維持するのに役立ち、心臓病のリスクも軽減するとヘンソン博士は述べています。

この研究では、2型糖尿病の600人以上の患者が追跡デバイスを1週間着用し、睡眠、休息、全体的な身体活動などの活動の強度と時間を記録しました。

調査結果では、研究参加者の25％が早寝早起きであり、 23％は夜遅く寝て朝も遅く起きました。そして、52％はどちらでもありませんでした。

南オーストラリア大学の補助研究員である研究員のアレックス・ローランズ博士は、この研究は2型糖尿病患者の行動についての洞察を提供するものだと述べました。

「就寝時間が遅いことと身体活動との関連は明らかです。夜寝るのが遅いと、活動的でなくなります。」

とローランズ博士は述べています。

「糖尿病患者にとって、これは彼らを健康な生活に戻すために役立つ貴重な情報です。」

この調査結果は最近、BMJOpen：Diabetes Research and Careのオンライン版で公開されました。

【以下のリンクより引用】

Healthday