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3種類配合された錠剤の有意な降圧効果についての研究

 8月14日(UPI) - スリランカでは、多くの臨床試験参加者で行なった研究で、異なる投薬量を持つ3種類の配合薬剤「トリプルピル」が血圧を低下させました。  
オーストラリアのジョージ・インスティテュート・グローバル・ヘルス研究所で実施された治験では、通常の治療を受けた被験者が55%だったのに対し、被験者の70%がこの投薬で安全に血圧を目標値に達することができました。
この発見は、米国医師会の医学雑誌に掲載されました。   ジョージ・インスティテュート・オブ・グローバル・ヘルス研究所のルース・ウェブスター博士は、「世界中で10億人以上の人々が高血圧を患っており、血圧の管理が不十分であると推定されています。」とプレス発表で述べています。
「私たちの研究結果は、世界中の何百万人もの人々の血圧を下げ、心臓発作や脳卒中のリスクを軽減するのに役立ちます。」  
彼らは、高血圧の患者に3種類の薬剤テルミサルタン、アムロジピンおよびクロルタリドンをそれぞれ1回に半分ずつの錠剤を投与しました。  
従来の方法では、患者はごく低用量の1つの薬剤で治療を開始し、他の薬剤を追加して、また、投与量を増やすなどして調整されます。  

「患者は、治療薬や投薬量を調整するために幾度となく医師を訪ねることが必要とされ、目標を達成しているかどうかを確認するために頻繁な間隔で戻ってきます。」とウェブスター博士は述べました。 「これは時間が非効率的であるだけでなく、費用がかかります。多くの医師や患者がそれが複雑すぎると判断し、しばしばそのプロセスに固執しないということもよく知られています。」  

2014年以降、11軒の保健所で平均年齢56歳、血圧154 / 90mmHgの700人の患者を募集しました。
彼らには20mgのテルミサルタン、2.5mgのアムロジピン、12.5mgのクロルタリドンの配合薬「トリプルピル」が投与されました。  
研究者らは、トリプルピルを投与された患者のうち、かなり高い割合で、140/90以下の血圧目標を達成し、糖尿病または慢性腎臓疾患の患者に対して130/80以下という血圧目標を達成したことを見出しました。  
6ヶ月が経過し、被験者の83%はまだ併用錠剤での治療を受けていました。通常の治療グループの患者の大部分は依然として1種類の薬剤しか投与されていませんでしたが、被験者の約3分の1が2つ以上の血圧降下薬の投与を受けていました。  
ジョージ・インスティテュートは、患者とその医師に対する3種類の治療薬での治療の受容性を研究しています。  
2012年に世界心臓連合は、2025年までに心血管疾患による早期死亡率を25%削減する目標を設定しています。
連合によると、CVD(心血管疾患)による死亡は、世界中の死者の31%(1750万人)を占めています。   ジョージ・インスティテュートの試験主任科学者で主任研究員のアナシカ・パテル博士は、次のように述べています。 「このトリプルピルでの治療は、世界中の国々がこの目標を達成するのを手助けする低費用な方法です。」    

【以下のウェブサイトより引用】
https://www.upi.com/Three-in-one-pill-lowers-blood-pressure-significantly-study-says/8131534260601/