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4割の成人米国人が2型糖尿病を一生のうちに発症

5人に2人の成人が一生のうちに2型糖尿病を発症するとThe Lancet Diabetes&Endocrinologyで新しい研究として報告されました。 2型糖尿病は糖尿病の90-95%を占めており、十分なインスリンを体が産生しない時もしくはインスリン産生能力が正しく機能しないときに血糖値が異常に上昇します。 糖尿病有病率は近年増加しており2010年には25.8万人のアメリカ人が症状を持っていましたが 2012年2910万人まで上昇しました。 疫学、統計学、糖尿病部門疫学管理予防センターのチーフエドワードグレッグ博士の率いた研究チームは糖尿病の有り無しに関わらず死亡率は低下していると指摘しました。 このことを念頭に置き グレッグ博士らは1985年から2011年の米国での糖尿病発生率に関するデータを分析しました。 全てのデータを用いて米国人の糖尿病の生涯リスクと病気により失われる年数を推定しました。 研究チームは平均20歳のアメリカ人男性の2型糖尿病の生涯リスクは1985-89年に20%で 2000-11年には40%に上昇していました。女性の場合は27%から39%になりました。 ヒスパニックの男女と非ヒスパニック黒人女性では発症率が最も高く一生のうちの2型糖尿病発症率は50%となっています。糖尿病によって失われる人生期間は26年の研究期間で下がったことも発見しました。40歳で糖尿病と診断された男性の場合1990-99年では7.7年だったのに対して2000-11年では5.8年となりました。女性では8.7年から6.8年に下がりました。 グレッグ博士は糖尿病率の圧倒的な増加は、人工全体では累積失われた期間は50%増加したと語りました。糖尿病の発症期間は男性では156%、女性では70%の増加でした。 糖尿病の患者数が増え続け、患者の寿命が延びることで医療コストの増加や医療機器需要増加が発生しています。より健康的なライフスタイルを持つことが新しく発症件数をさげるために強く推奨されています。