8月27日時点で、コロナウイルスパンデミックについて知っておくべきこと

• ここでは、COVID-19コロナウイルスパンデミックに関する厳選した最新ニュース及び最新情報を知り予防に役立てるためのヒントやツールを紹介しています。

• 今日の見出し：インドでは1日の記録的な症例数増加が報告されています；韓国は自宅勤務を強く求めています；世界の株式市場の動きについて解説しています

1.    COVID-19が世界に与える影響

ジョンズ・ホプキンス大学コロナウイルスリソースセンターによると、世界のコロナウイルス症例は現在2,410万件以上に達しています。
コロナウイルスによる死者数は、82万5千人を超えました。

インドでは、1日の症例数が75,760件という記録的なコロナウイルス感染の増加が報告されており、確認された症例の総数は331万件に達しました。

ロイター通信社が行った株式市場専門家の世論調査によると、世界の株式市場は、2020年のパンデミック前の高値を下回る値に近づく見込みです。
この見通しは、3月以来の株式市場の力強い上昇を背景にしています。

英国は、低所得の居住者が自宅で仕事ができない場合、自己隔離を行うために賃金を支払う予定です。
検査で陽性反応が出た人には、10日間の自己隔離期間、130ポンドが支払われます。

初期の研究では、モデルナ社の実験的なCOVID-19ワクチンが、高齢者においても、若い参加者と同様の免疫応答を誘発したことが示唆されています。

フランスでは、ロックダウン後記録的な数字となる1日の新規症例数、5,429件が確認されました。
同国では全体で、25万人以上が感染しています。

スペインは症例の再発に取り組む中、水曜日には3,594件の新規感染症例が報告されました。
同国では全体で、40万件を超える症例と、2万8千件の死亡例が報告されています。

アボット・ラボラトリーズ社は昨日、携帯型抗原検査の米国での販売承認を獲得したと述べました。
ロイター通信社によれば、この検査は15分以内に結果を出し、5ドルで販売できるといいます。



2.    韓国で症例数が増加

韓国は、症例数の増加に対処するため、従業員に自宅で仕事をさせることを企業に求めてきました。

同国では水曜日時点で、441件の新規症例が報告されています。
この1日の感染者数は、3月の初め以来最大です。

当局は、従業員の多い職場における集団感染の可能性について警告しています。

「コールセンターや運送会社の倉庫など、特に感染しやすい作業環境である職場でのリスク要因を、徹底的に確認してください。」と朴淩厚保健大臣は述べました。

「職場内での感染を減らすには、柔軟な勤務時間、在宅勤務、時間差勤務を通じて、従業員の数を減らしてください。」

出典 2020年8月27日更新The World Economic Forum『COVID-19: What you need to know about the coronavirus pandemic on 27 August』 （2020年8月28日に利用）一部抜粋
https://www.weforum.org/agenda/2020/08/covid-19-coronavirus-pandemic-27-august/