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CDCが、コロナウイルスの危険因子に関するガイドラインを更新

CDCによるCOVID-19ガイドラインの更新

米国疾病予防管理センター(CDC)はCOVID-19ガイドラインを更新し、深刻な合併症を起こすリスクを高める年齢や健康障害に関する情報を調節しました。この更新は、若い患者の増加や、特定条件の影響を示す新たな研究を受けて行われました。CDCは、変更内容を木曜日に発表しました。新たなガイドラインでは、コロナウイルスは年齢に関わらず感染し得ることが強調されていますが、年を取るにつれて感染の影響が大きくなる可能性があると記されています。

年齢とCOVID-19への影響

CDCの感染症担当副局長であるジェイ・バトラー氏は、「懸念すべき、もしくは心配する必要のない性格な年齢制限はありません。」と述べました。当局はウェブサイト上から「65歳以上」という年齢区分を削除し、「特別な注意が必要な人々」のタブへ入れ替えました。ここでは、COVID-19のリスクを高める要因が強調されています。「リスクは連続体であることがわかっています。」と、CDCのディレクター、ロバート・レッドフィールド氏は言います。「65歳以上の人々へのリスクだけではありません。」しかし、今回の更新では依然として、パンデミックにおける年齢の影響が示されています。CDCは、加齢とともにCOVID-19に感染する可能性が高まる理由に関して、情報を追加しました。

健康障害とCOVID-19リスク

新たなガイドラインでは年齢の他、コロナウイルス感染によって深刻な合併症を発症する可能性を高める健康障害のリストも更新されました。CDCは、慢性腎臓病慢性閉塞性肺疾患(COPD)、臓器移植による免疫システムの低下、肥満、心不全や冠動脈疾患などの心疾患、鎌状赤血球症、2型糖尿病などの疾患がCOVID-19のリスクを上昇させるとしています。また、COVID-19が重症化する可能性のある他の一般的な疾患もリスト化されました。これには、喘息や認知症、脳血管疾患、嚢胞性線維症、高血圧、肝疾患、肺線維症、1型糖尿病、サラセミアが含まれます。さらに、妊娠もリストに追加されました。


出典 2020年6月25日更新 Medical Daily『CDC Updates Guidelines On Coronavirus Risk Factors』 (2020年6月26日に利用)
https://www.medicaldaily.com/cdc-updates-guidelines-coronavirus-risk-factors-novel-coronavirus-covid...