CDCが認識する、注意すべき3つのコロナウイルス症状

米国疾病予防管理センター（CDC）のCOVID-19症状リストの更新について

CDCが追加した3つの新しい症状

米国疾病予防管理センター（CDC）は最近、ウェブサイト上のCOVID-19症状リストを更新しました。今回の更新の一部として、さらに3つの症状がリストに追加されました。

これまでCDCは、コロナウイルス感染の公式症状として、発熱や悪寒、咳、息切れ、倦怠感、筋肉や体の痛み、頭痛、喉の痛み、味覚や嗅覚の喪失のみをリストに含めていました。しかし、フォックスニュースによると、リストには上記に加えて鼻づまりや鼻水、吐き気や嘔吐、そして下痢、3つの症状が含まれたといいます。

CDCは、このリストにはこれまでに分かっている、起こり得るCOVID-19症状のすべてが含まれているわけではないことを明らかにしました。したがって、専門家によってCOVID-19の詳細が明らかになるにつれて、リストは更新され続けます。

医療情報サイトプレベンションによると、COVID-19に関連して起こる鼻詰まりや鼻水の症状は、おそらく鼻腔の腫れが原因である可能性があるといいます。一方、吐き気や嘔吐の症状は、後鼻漏の胃への排出が増加することが原因である可能性があります。最後に最も重要なこととして、下痢の症状は、ウイルスが消化管に影響を及ぼすことが原因である可能性があります。

出典 2020年7月1日更新 Medical Daily『CDC Recognizes Three More Coronavirus Symptoms Everyone Should Watch Out For』 （2020年7月2日に利用）
https://www.medicaldaily.com/cdc-recognizes-more-coronavirus-symptoms-amid-pandemic-novel-coronaviru...