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COVID-19:公共交通機関で安全な距離を保つため、さらなる措置が講じられる

シンガポールでは、COVID-19の蔓延を抑制するため、公共交通機関で安全な距離を保つためのさらなる措置が講じられる予定です。

陸上交通庁(LTA)が木曜日にニュースリリースで発表した内容によると、この措置は、複数の省庁による特別委員会が木曜日(4月7日)に安全な距離を保つための一段上の措置を講じた後に発表されたといいます。

通勤者が避けるべき空間や座席をわかりやすくするため、安全な距離を示すステッカーを、電車や駅、バス、バス停、バスターミナルに徐々に貼り付けていく予定です。

またLTAは公共交通機関のオペレーターと協力し、公共交通機関網に安全な距離を保つための措置を講じるサポート役として、徐々に交通大使を配置しようとしています。

これらの交通大使はLTA執行官およびバスの運転手と協力し、通勤者が駅やバスに入る人の数を制限するといった各種措置に従うための監視役として働きます。

一部のMRT(シンガポールの地下鉄)駅には熱探知機を設置し、通勤者が駅に入る前に検査を行います。

「探知機によって発熱があることが確認された通勤者は駅に入ることが許されず、直ちに最寄りのクリニックで診察を受けることが求められます。」と、LTAは述べています。

「この熱探知機はまず始めに、セラングーンとチョンバルMRT駅に設置されました。」

また当局は人々に対し、サーキット・ブレイカー(シンガポールのロックダウン)期間に各々が社会的責任を持ち、不必要な通勤を避けることを、改めて呼びかけました。

「必要不可欠な用事のため移動する必要がある人は、公共交通機関を使って移動する際は再利用可能なマスクを着用し、人混みを避けるべきです。」と、LTAは付け加えています。

「また、この困難な時期に一段上の安全措置を維持するため、通勤者は交通大使およびLTA執行官の指示に従う必要があります。」

シンガポールのサーキット・ブレイカーは火曜日に開始し、5月4日まで継続する予定です。
この期間、人々は自宅に留まり、必要不可欠な用事がある場合を除いて外出を控えることが求められています。

またこの期間、学校や職場は必須サービスを提供する業種を除き、閉鎖するよう要請されています。

出典 2020年4月9日更新 CNA『COVID-19: Additional safe distancing measures implemented on public transport』(2020年4月9日に利用)
https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/lta-safe-distancing-covid-19-public-transport-1262390...