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JapanRx / COVIDによる死亡リスクはインフルエンザの3.5倍

COVIDによる死亡リスクはインフルエンザの3.5倍

2021年2月15日- COVID-19による死亡のリスクは、季節性インフルエンザによる死亡のリスクの3倍以上であるとカナダの研究者は述べています。

彼らの調査結果は、米国とフランスの最近の研究と類似しています。

この研究は、2月10日にカナディアンメディカルアソシエーションジャーナルへ掲載されました。

「現在、COVID-19は季節性インフルエンザよりもはるかに重症になると断言できます。」

と、研究著者でトロント大学 公衆衛生学部の研究者であるアモル・バーマ博士は述べています。

「COVID-19のためにオンタリオ州の病院に入院した患者は、インフルエンザで入院した患者と比べ死亡リスクが3.5倍、集中治療室(ICU)での治療と入院期間がそれぞれ1.5倍でした。」

と彼はジャーナルのニュースリリースで述べました。

これらの患者はまた、人工呼吸器を装着していた可能性が高いことがわかりました。

バーマ博士のチームは、どちらも大都市でCOVID感染率が高い、トロントとその近郊のミシサガにある7つの病院で、2019年11月1日から2020年6月30日の期間でインフルエンザおよびCOVID関連での入院を比較しました。

研究期間中、インフルエンザに罹患した763人の患者では783件の入院があり、COVIDでは972人の患者で1,027件の入院がありました。

これは、当時のオンタリオ州全体でのすべてのCOVID入院のほぼ4分の1に相当します。

COVID患者の約5人に1人は50歳未満であり、その年齢層はICUでの治療の4人に1人近くを占めていました。

「多くの人がCOVID-19は主に高齢者に影響を与えると信じていますが、それはまた、若い成人に非常に深刻な症状を引き起こす可能性があります。」

とバーマ博士は述べました。

彼は、パンデミックの第一波では、50歳未満の成人がCOVIDによる入院の20%を占めていたと述べました。

この研究によると、50歳未満の成人のほぼ3人に1人がICUでの治療を必要とし、10人に1人が退院後に再入院する必要がありました。

 

バーマ博士は、COVIDが高齢者に最も大きな打撃を与えるのは確かだと付け加えました。

「COVID-19で入院した75歳以上の成人のうち、40%近くが病院で死亡したことがわかりました。」

と彼は述べました。

研究者たちは、季節性インフルエンザよりも新型コロナウイルスに対する免疫レベルが低いため、COVIDはインフルエンザよりもはるかに危険である可能性があると述べました。

インフルエンザの場合、過去のインフルエンザへの感染と予防接種が、人々が病気に対する免疫を構築するのに役立っていました。

「願わくば、人々がウイルスの予防接種を受け、より効果的な治療法が特定されるにつれて、COVID-19の重症度は時間とともに減少することでしょう。残念ながら、ウイルスの亜種がさらに重症になる可能性もあります。」

とバーマ博士は述べました。

 

 

【以下のリンクより引用】

Not the Flu: COVID Death Risk Is 3.5 Times That of Influenza

Healthday