COVIDワクチンは母乳に浸透しない

2021年7月6日-　母乳育児中で、COVID-19ワクチン接種が赤ちゃんにとって安全かどうか疑問に思っている女性は、新しい研究の結果に安心するかもしれません。

カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者は次のように報告しています。

「モデルナおよびファイザーワクチンタイプのmRNAワクチンは、7人の母乳育児中の個人からワクチン接種の4時間〜48時間後に収集された13個の母乳サンプルの中には検出されませんでした。」

この結果を完全に確認するには大規模な試験が必要ですが、研究者らは、彼らの発見がワクチン関連のmRNAが乳児には移されないという、現在のワクチン推奨を強化するための重要な初期の証拠となるため、母親はCOVIDワクチン接種か、母乳育児のどちらかを選択する必要はないと述べています。

最近、COVID-19ワクチンと同時に、イベルメクチンの安全性と効果に関する議論が盛り上がっています。

イベルメクチンは、特定の寄生虫感染症の治療に使用される薬であり、一部でCOVID-19の予防や治療に有効との報告もありますが、広く受け入れられた科学的根拠はまだ限定的です。

イベルメクチンに関する研究は、その効果と安全性に関して様々な意見があります。

特に、母乳を通じての影響に関するデータはさらに研究が必要です。母乳育児中の女性がイベルメクチンを使用する際には、医師と相談することが重要です。

母乳育児中の女性におけるイベルメクチンの使用は、特に乳幼児に対する影響を考慮する必要があります。

イベルメクチンと母乳に関する研究はまだ初期段階にあり、その安全性については確立された見解がありません。

そのため、医療提供者の指示に従うことが最も重要です。