FDA、2型糖尿病の新しい錠剤を承認
2019年9月20日(HealthDay News)-2型糖尿病患者の血糖値を下げる新しい錠剤が、先週金曜日に米国食品医薬品局によって承認されました。
ライベルサスRybelsus(セマグルチド)は、米国での使用が承認されたグルカゴン様ペプチド(GLP-1)と呼ばれる薬物のクラスで承認された最初の 錠剤です。
ライベルサスの承認以前は薬剤を注射しなければなりませんでした。
「この承認以前は、患者は2型糖尿病を治療するためにGLP-1の経口薬という選択はありませんでした。現在、この薬剤を使用する患者は注射では なく、錠剤という2型糖尿病を治療するための新しい選択肢があります。」
と、リサ・ヤノフ博士は述べました。
彼女はFDAの薬物評価研究センターの代謝および内分泌製品部門の部門長を務めています。
GLP-1は、2型糖尿病の人で、しばしば低レベルとなるホルモンです。
ライベルサスは消化を遅くし、肝臓が過剰な糖分を作ることを防ぎ、膵臓がより多くのインスリンを産生するのを助けます。
臨床試験では、ライベルサスは血糖値を大幅に低下させました。
26週間の試験の後、14 mgのライベルサスを毎日服用していた患者の77%で血糖値の測定値であるHbA1Cが7%未満に低下しました。 それに対してプラセボを服用している比較群の患者では31%でした。
FDAによると製薬会社のNovo Nordisk社が製造したライベルサスは、糖尿病治療の第一選択薬としては推奨されていません。
薬には潜在的なリスクがあり、特定の甲状腺腫瘍を引き起こす可能性があります。
甲状腺がんを患っている患者、または甲状腺がんを患っている親族がいる患者には、リベルサスの服用は推奨されません。
ライベルサスは、1型糖尿病または糖尿病性ケトアシドーシスの人にも適していません。
薬物のラベルではまた、膵臓の炎症、失明、低血糖、腎障害についても警告しています。
FDAによると最も一般的な副作用は吐き気、下痢、嘔吐、食欲減退、消化不良、便秘です。
【以下のウェブサイトより引用】
FDA OKs New Pill for Type 2 Diabetes
Health Day