FDA、子供の真菌感染症の治療にルリコナゾールの使用を拡大
処方皮膚科事業を行っている米国の会社のひとつ、オーソ・ダーマトロジックスによると、FDAは子供の真菌感染症の治療に、ルリコナゾール(Luzu)の使用を拡大することを発表しました。
対象は、12歳以上の患者の、指間足部白癬、いんきんたむし、そして、紅色菌や有毛表皮糸状菌によって引き起こされる白癬を持つ2歳以上の患者です。
オーソ・ダーマトロジックスの皮膚科医であるビル・ハンフリーズ執行副社長は、
「あらゆる年齢の人が誰でも、水虫、インキンたむしや白癬に感染する可能性はありますが、子供の治療選択肢は限られています。」と報じました。
「FDAがLuzuの小児患者への治療についての利点を認識したというのは、喜ばしいことです。」
アゾール抗真菌への局所薬であるLuzu(ルリコナゾールクリーム1%)は、元々は、大人の指間足部白癬、いんきんたむしの治療に、少なくとも2週間の処方を必要とする他の承認薬と比較して、週に1回や1日1回と言った治療計画にて承認されています。
ルリコナゾールクリームの2つの市販後調査では、オーソ・ダーマトロジックスの補充新薬申請承認の試薬としてFDAは1%の製品を使用しました。
最初の研究では、指間足部白癬やいんきんたむしを伴う12歳から18歳までの患者において、最小限の使用条件下での薬物動態が測定されました。
2回目の研究では、ルリコナゾールクリーム1%を1日2回、7日間適用した場合での、2歳以上18歳未満の白癬患者での安全性、有効性および薬物動態が測定されました。
【以下のウェブサイトより引用】