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FDAは最も致命的な結核菌の治療薬を承認

2019年8月15日(HealthDay News)-結核の最も致命的な菌種に対する強力な三叉治療レジメンの一部として新薬が承認されたと            米国食品医薬品局(FDA)は水曜日に発表しました。

プレトマノイド錠は、肺の広範な多剤耐性結核(XDR-TB)の成人において、ベダキリンおよびリネゾリドとともに使用することが承認されました。

肺を攻撃する細菌によって引き起こされる結核は、腎臓、脊椎、脳を含む身体のあらゆる部分を破壊する可能性があります。

FDAの承認は、XDR-TBと診断された南アフリカの107人の患者の草分け的な治験から始まりました。

FDAによると治療開始から6か月後、患者の89%が治癒しました。これは、この致命的な結核菌の一般的な治療薬の成功率よりもはるかに      高いものです。

ツロフェロ・ムシマンゴさんは、南アフリカでの治験に参加した患者の一人でした。

治験に参加するためにヨハネスブルグの病院に移送された時、彼女は体重が、たった57ポンド(約26kgs)しかなく、とても怖がっていました。

「救急車の中でずっと泣いていました。」

とムシマンゴさんは、ニューヨーク・タイムズに語っています。

「彼らは、私が亡くなってしまうかもしれないため、両親に保険を調整するように言いました。」

現在ムシマンゴさんは25歳ですが、診断から5年で結核がなくなりました。

彼女の体重は健康的な103ポンド(47kgs)まで回復し、治療後に息子にも恵まれています。

それは、新しいレジメンを採用するのが難しくなかったということではありません。

治験中の患者には重大な副作用が見られました。

それらには、神経損傷、にきび、貧血、悪心、嘔吐、頭痛、肝臓酵素の増加、消化不良、発疹、膵臓酵素の増加、視覚障害、低血糖および下痢などがありました。

しかし、病気の悪さは治療の副作用に勝るのです。

タイムズ紙によると、結核は現在でも、世界中で感染症による死亡の主な原因となっています。

結核にかかった1,000万人のうちこの致命的な結核にかかるのはほんの一部ですが、XDR-TBにかかった100カ国の3万人のうち、生き残ることが   できるのはまたごくわずかです。

専門家は、診断される前でも罹患した人の4分の3が死亡していると考えています。そして、典型的な治療を受けている人の中で、XDR菌は、一般的に結核の治療に使用される抗生物質の4群すべてに耐性があるため、治癒率はわずか34%です。

「抗菌薬耐性感染の脅威は、公衆衛生機関として、私たちが直面している重要な課題です。」とFDAの副委員長であるエイミー・アバネシー博士は  述べました。

「結核を引き起こす細菌は、それを治療するために使用される抗生物質に対する耐性を発達させる可能性があります。多剤耐性結核と広範囲の   薬物耐性結核は、治療選択肢が限られているため公衆衛生上の脅威となっています。」

 

【以下のウェブサイトより引用】

FDA Approves Drug for Most Deadly Form of TB

Health Day