H5N6鳥インフルエンザで入院した中国人男性
中国四川省の巴中市で55歳の男性が入院し7月6日に発熱しウイルスに陽性となりました。
2021年7月15日(ヘルスディニュース)-中国では男性が、人間に感染する可能性のあるいくつかの潜在的に危険なインフルエンザ株の1つである鳥インフルエンザH5N6によりで入院しました。
55歳の男性は、7月6日に発熱し、ウイルス検査で陽性を示しました。
国営の放送局であるチャイナグローバルテレビによると彼は四川省の巴中市で入院したと、ニューヨークタイムズ紙が報じました。
この事件に対応し、地元当局は、「緊急対応として、この地域の殺菌消毒を行った。」
と放送局は述べました。
氏名は非公表であるものの専門家は人の間での大規模な感染のリスクは低いと述べたとタイムズ氏は報告しました。
この男性が家禽を扱う仕事に関与していたかどうかについての言及はありませんでした。
H5N6ウイルスは、8年前にラオスで最初に検出され、後に中国やその他の国に広がりました。
タイムズ紙によると、2014年以降、アジアでは32症例のウイルス感染と19症例の死亡が世界保健機関に報告されています。
この最新の症例の前には、5月13日に発症が確認された症例があります。
鳥インフルエンザウイルスでは突然変異が一般的であるため、科学者はそれらがより致命的または伝染性になっている兆候がないか、それらを綿密に追跡するよう努めているとタイムズ紙は報じました。
昨年、科学者のチームは、H1N1豚インフルエンザウイルスの新株が中国の養豚場の労働者の間で静かに広がっており、その株に感染した人々へ発症を引き起こさなかったとしても、別のパンデミックを回避するために、「緊急に」対策が取られるべきであると報告しました。
【以下のリンクより引用】
Chinese Man Hospitalized With H5N6 Bird Flu
Healthday