NICEは2型糖尿病のトリプル療法にダパグリフロジンを推奨

国立保健医療センター（NICE）の新しいガイドラインでは、フォシーガ（ダパグリフロジン）を「トリプル療法」の一環として2型糖尿病治療に使用することを推奨しています。

現在、一般的に使用されている２つの2型糖尿病治療薬が患者の血糖値を改善していないときに、腎臓が尿を介して余分なグルコースを除去するのを助けることによって働くSGLT2阻害剤、フォシーガが第3の薬物として推奨されています。

NICE健康技術評価センターの所長であるキャロルロンソン博士は、次のように述べています。「さまざまな薬の選択肢があれば、2型糖尿病の治療法を各個人のニーズに合わせて調整することが容易になります。」

「この新しいガイダンスでは、メトホルミンとスルホニルウレアとの併用でのみ、トリプル療法でのダパグリフロジンを推奨しています。
これにより、糖尿病が2つの薬剤でうまくコントロールされていない人々にとって、選択肢が広がります。

2型糖尿病の人々は、食事と運動とともに第一選択治療としてメトホルミンを提供されることが多いです。しかし、この薬剤の治療で糖尿病の改善に失敗した場合は、2番目または3番目の薬が追加される可能性があります。

これらのガイドラインより前に、ジャディアンス（エンパグリフロジン）とインボカーナ（カナグリフロジン）がトリプル治療の選択肢としてNICEから推奨されていました。
これらの薬物はまた、SGLT2阻害剤であり、メトホルミンまたは他の特定の薬物、またはメトホルミンとの二重療法に耐えられない場合、単独療法としての使用では、既に推奨されています。

ロンソン氏は次のように述べています。
「この勧告案が正式に提出されたため、この最終指針を公表できるようになったので、この特別な治療オプションを必要とする人々がより迅速に利益が得られることを祈っています。」

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（記事元）http://www.diabetes.co.uk/news/2016/nov/nice-recommends-dapagliflozin-for-triple-therapy-in-type-2-diabetes-95359168.html