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LARCは心血管系の症状のある女性に安全

LARCは心血管系の症状のある女性に安全

(HealthDay)1月15日号のThe American Journal of Cardiology(心疾患ジャーナル)に掲載された研究によれば、心血管の女性に長時間作用型可逆避妊(LARC)は、ほとんど合併症を伴うことなく使用できると報告されています。

シアトルにあるワシントン医科大学のクエンヴィウ氏と同僚は、 銅子宮内避妊器具(IUD)、レボノルゲストレル放出子宮内システム、または避妊インプラントを所有し、心血管疾患と診断された470人の女性について遡及的カルテ審査を行いました。
研究では、患者の人口統計学的特性、医学的条件、LARCの配置による兆候、および合併症について、抽象化し分析しました。

研究者は、女性の87.23%は、レボノルゲストレル放出子宮内システムを、7.2%は銅製IUDを、そして、4.89%はエトノゲストレルインプラントを選択したことを発見しました。全体的に、患者の3.83%はIUDを娩出し、0.43%が妊娠、0.85%が、骨盤内炎症性疾患があったことがわかりました。
穿孔の症例は報告されず、LARCの挿入に関係した感染性心内膜炎についても確認例は報告されませんでした。

著者は、「LARCデバイスが心血管の症状を持つ女性のには、ほとんど合併症を伴わず安全であることが示されています。」と記しています。
「臨床医は心血管を持つ女性に安全な避妊法をカウンセリングする際、LARCが適切な選択として提供することができます。」

(記事元)http://medicalxpress.com/news/2016-01