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片頭痛の薬の研究評価
調査結果が、頭痛緩和治療に関する新ガイドラインの基礎に。

片頭痛の薬の研究評価
調査結果が、頭痛緩和治療に関する新ガイドラインの基礎に。

片頭痛に苦しむ方への最良の薬が新たな研究に記載されています。
研究者は、最近の科学文献をレビューし、相当数の薬のクラスが、急な片頭痛の治療に有効であったと結論付けました。
これらは、トリプタン、ジヒドロエルゴタミン(DHE)と多くのNSAIDS(アスピリン、イブプロフェンやナプロキセンを含む非ステロイド性抗炎症薬)が含まれます。
また、ブトルファノール鼻スプレー、スマトリプタン/ナプロキセン、及び、アセトアミノフェン/アスピリン/カフェインの配合薬も含まれています。

医療雑誌『 The journal Headache』の1月号の研究によると他のいくつかの薬は、「おそらく有効」もしくは「たぶん有効」です。

一方で、ブトルファノール、コデイン/アセトアミノフェン配合薬、およびトラマドール/アセトアミノフェン配合薬などの、強力なオピオイド疼痛薬はおそらく効果的な片頭痛の治療法であるが、それらは定期的に使用することは推奨されていない、と研究者らは述べました。

この研究は、アメリカの頭痛学会において片頭痛の治療のための新しいガイドラインの基礎を形成します。

「我々は、現在利用可能な片頭痛の治療法についての有効性を知るこの評価は、患者を助け、患者の主治医が患者に最も適切である治療法を利用することを願っています。」と、研究共著者のスティーブン・シルベスタ博士は、ニュースリリースで述べています。
彼はフィラデルフィアにあるトーマス・ジェファーソン大学のジェファーソン頭痛センターの所長および神経学の教授です。

片頭痛患者のための薬物療法を選択する際、医師は薬の有効性と可能な副作用を考慮する必要があると研究者らは述べました。

アメリカの片頭痛財団によると、約36万人のアメリカ人が片頭痛に悩んでいます。

出展:アメリカ頭痛学会、ニュースリリース(2015年1月20日)