緑内障の治療薬が育毛剤に！

最近薄毛が気になるあなたに朗報です。FASEBジャーナルのオンラインニュースによる研究報告では、FDAが承認した緑内障薬のビマトプロストは、人間の髪の毛を再成長させるということが発表されています。
ビマトプロストは、まつげを成長させる薬としても市販されていますが、これらのデータは、それが実際に頭皮から人間の毛髪を成長させることができることを示す最初の発表です。

「我々は、この研究が、生活の質を向上させたいと願う脱毛に悩む多くの人々への新たな治療法の開発につながることを願っています。」と、イギリスのブラッドフォードにあるブラッドフォード大学の研究者であるヴァレリーランドール氏は述べています。
「さらなる研究では、毛包が活動しそれによって多くの毛髪の成長障害への新しい治療アプローチを可能にする方法について、もっと理解を深めていく必要があります。」

この発見までにランドール氏らは3度の実験を行いました。２つの人間の細胞に関与する実験とマウスでの実験です。
人間の細胞でのテストでは、器官培養で成長しているだけでなく、それらが人間の頭皮から直接採取した毛包を使用しました。これらの実験の両方で、科学者たちは、ビマトプロストは、髪の成長につながったことがわかりました。
第3のの実験は、マウスにはげスポットの皮膚にビマトプロストを適用関与しました。ヒト細胞の場合と同様に、薬剤は髪を再成長させました。

「この発見は、長い間、中年男性が待っていた、バイアグラに次ぐ待望の発見である可能性があります。」とFASEBジャーナルの編集長であるジェラルド・ワイスマン氏は述べています。
「ビマトプロストは、既に人間への使用が承認され、その安全性プロファイルは、一般的に理解されていることを考えると、これは、まさに私たちの頭皮への使用もすぐ目前であるという有望な発見です。

出典：http://www.sciencedaily.com