老化による勃起不全は避けられない？

（HealthDay）インポテンツ-勃起不全-のリスクは年齢とともに増加しますが、世の男性は、それは老化によって起こる必然的なものではないことを知る必要があると専門家は述べています。

米国では約30万人の男性が勃起不全に悩んでいます。また、世界的に、その数は2025年までに3.2億人に達すると予想されると研究者は推定しています。
この問題は、60歳以上の男性の22％、および70歳以上の男性の30％が影響を受けています。

しかし、米国カレッジステーションにあるテキサス　A&M大学の医師によると、その原因は年齢よりもむしろ基礎となる身体的、または精神的な健康状態による可能性が最も高いということです。
例えば心臓病や糖尿病、腎臓病、多発性硬化症やパーキンソンなどの他の重篤な疾患により勃起不全を引き起こすことがあると専門家は説明しています。

抗うつ薬、抗ヒスタミン薬と血圧の薬を含む特定の薬は、また、勃起不全を引き起こす可能性があります。これらの薬は、神経、血液循環やホルモンに影響を与えます。あなたはご自身に当てはまると思われる場合は、かかりつけの医師に相談するようにと専門家は述べています。

勃起不全の別の潜在的な原因は、人間関係の問題や、うつ病、不安、自尊心の低さ、罪悪感や性的不全へ恐怖によって引き起こされる精神的な苦痛です。
太り過ぎ、飲酒、過剰な喫煙、および薬物乱用などの不健康な生活習慣も、勃起不全につながります。

一方で、ブルー​​ベリーのようなフラボノイドの高い食品はインポテンスの危険性を低減する可能性があるそうです。
下半身の損傷によってもまた、勃起不全を引き起こす可能性があります。

健康のために運動をしているとはいえ、男性は自分の下半身を負傷するかもしれない任意の活動については慎重であるべきです。
以前、サイクリングが勃起不全の原因になるかもしれないという説がありましたが、専門家によると、最近の研究でこれは真実ではないということがわかりました。

記事元：http://medicalxpress.com/news/2016-02