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「ボディマップ」による研究:統合失調症の人々は他人とは異なる感性がある

ヴァンダービルト大学の研究者が人体の変化を色彩表示することで、人々が人体を通して感情をどう経験するかや、このプロセスが統合失調症の人の根本的を変えられるのかについて調査を行いました。
ヴァンダービルト大学の心理学者であるパク・ソヒ氏、ガートルード・コナウェイ氏、そして、博士号の学生であるレニーJ. トレレグロッサ氏は、統合失調症の個人と、一致する対照群の参加者とを比較し、それぞれが身体的感情を感じる方法と相関する方法で「ボディマップ」に記入するよう求めました。

彼らは、参加者が経験したときに感覚を感じる場所、例えば怒りの感情やうつの感情を見つけるためにコンピュータ着色タスクを使用しました。
結果はそれぞれのグループ間で根本的に異なり、対照群は13の異なる感情についての異なる感覚マップを示し、各感情について覚醒の増加、および身体全体にわたるエネルギーの減少において、特定のパターンを示しました。

しかし、統合失調症の人では、すべての感情においての体感が全体的に低下していました。
この研究ではまた、統合失調症の人は様々な感情が個人の体感マップ上で差がないということを見出しました。
それは、彼らの感情を識別、認識し、言葉で表現すること、あるいは他人の感情を理解しようと試みることにおいて問題となる可能性を示しています。

トレレグロッサ氏によると、この研究により、統合失調症の人の感情の処理を助ける方法を開発する方向に前進し、それが結果として対人関係を改善する可能性があるといいます。
「この研究の主な結果は、なぜ統合失調症の人々が他の人々と関わる上で問題を抱えているのかについて、私たちがよりよく理解できるということです。」と彼女は述べました。  

「私たちが今できることは、彼らの体から生じる生理学的感覚を理解し、感情を処理するためにそれらを使うことを学べるように援助することです。」  

【以下のウェブサイトより引用】 https://medicalxpress.com/news/2018-12-people-schizophrenia-emotion-differently-body.html