お尻に酒を注射することで何百万人もの男性がより良い眠りにつくことができるという研究

アルコール注射により前立腺の肥大が3分の1になり、夜間にトイレへ行く必要性が48％減少しました。

お酒があれば、何百万人もの人がより良い眠りにつくことができると研究では示しています。

アルコールが前立腺の裏側を突き上げ、前立腺肥大症に悩む患者の役に立つことが研究でわかりました。注射により腺は1/3に縮小しました。

そして夜間のトイレの必要性はおよそ半分に減少しました。

医師たちはその結果が現在の多くの国民保健サービスが提供する治療法と同じくらい良好とし、中年男性のための「優れたニュース」として、この発見を歓迎しました。

現在、200万人がこの疾患と診断されていますが、約半数が50歳以上であると考えられています。

前立腺肥大症の症状には、特に夜間の失禁や頻尿などがあります。それは肥大した腺が膀胱を圧迫し、空になるはずの尿道を塞いでいるからです。

軽度の症状は薬物によって抑制することができますが、性欲の喪失などの副作用を引き起こすことがあります。

そして毎年、約4万5000人の男性が前立腺肥大症の手術を必要としています。

痛みと侵襲性があるだけでなく、生殖能力にも影響を及ぼし、さらにはインポテンツを引き起こす可能性があります。

この新しい治療を受けた患者には重篤な副作用は見られませんでした。

その治療法は直腸壁を通して25cmの針を使用して、純粋なアルコールを9本、肥大した前立腺へ注入することを含みました。

60人の中年男性を対象とした試験では、腺が35％縮小し、参加者は症状が48％減少しました。

患者には、また、放尿の速度が倍増したとの報告がありました。

医師はこの皮下注射が不必要な組織を死滅させ肥大した前立腺を縮小するのを助けていると考えています。

ベネズエラのカラカス大学病院の主任研究者であるアレッサンドリ・ラファエル・エスピノーザ医師は、次のように述べています。

「エタノール（純粋なアルコール）による前立腺のサイズの縮小というところに意味があります。」

「エタノール注射は良性前立腺肥大症（前立腺肥大症）の患者さんの治療において、効果的で非外科的な選択肢となる可能性があります。」

この研究は泌尿器科学誌『Journal Spanish Urological Records』に掲載されました。

前立腺が肥大しても、がんにかかる危険性は高まりません。

しかし、その症状は似ている可能性がありこの問題を抱える多くの男性が不必要にテストを受けることになります。

そのほとんどが、成長した前立腺が膀胱を圧迫する良性前立腺肥大症（BPH）によって引き起こされます。

調査結果について、Bristol Urology Associatesのコンサルタントで泌尿器科医のラジ・ペルサド教授は、次のように述べています。

「標準的な前立腺手術の難しさと合併症のために、我々は投薬やレーザー蒸発を含むBPHのための広範囲の治療法を調べました。」

「しかし、これらのどれも完璧な解決策ではなく、検索は続いています。」

「アルコール注射は、膀胱の閉塞を解消し、生活の質を改善するのに良い結果をもたらすようです。これらの新しい研究結果は、比較ができる部分で他の治療法よりも優れています。」

【以下のウェブサイトより引用】