電話: (050) 5806 4417

平日09:30~18:30(日本時間)

JapanRx / お腹の脂肪を減らすためにストレスに対処しよう

お腹の脂肪を減らすためにストレスに対処しよう

日常の出来事の中でストレスを感じることがありますが、その全てが悪い訳ではありません。
短時間のストレスは集中力やモチベーションの向上に繋がることがあります。
また一部の研究では、このように瞬間的にエネルギーが上昇することで、記憶力を改善したり、免疫系を強化する効果がある可能性が示されています。
しかし、慢性ストレスあり、緊張状態が緩和されない場合はどうでしょう?
これは健康に悪影響を与え、さらにはウエストが太くなる可能性があります。

オハイオ州立大学の行動医学研究所の研究によると、慢性ストレスがあると、高脂肪、高カロリーの食事をご褒美として週に1度とっただけでも、わずか1年で11ポンド(約5キロ)もの増量に繋がる程代謝が低下するといいます。
(この研究は女性を対象としていましたが、私たちは、この現象は性別によらず注目に値すると考えています。)

ストレスの多い1日を過ごした後に、食べ過ぎたり、ご褒美としての食事をとると(36%の人が、ストレス解消のために行うと回答しています。)、「インスリン産生量を増やせ」というメッセージが膵臓に送られます。
研究者によると、こうして起きたインスリン急上昇は体内の脂肪燃焼を遅らせ、過剰なカロリーが脂肪細胞となり、蓄積されてしまうといます。

そのため、近年大きな不安を感じる出来事に対処する必要があったり、慢性ストレスが生活に支障をきたしていると感じている方は、以下の記事に目を通してみて下さい。
ストレスが健康や幸福感、ウエストラインに与える影響を、変えることが出来るのです。


<ステップ#1: ストレスは自分を助けるためのものだと理解する>
ストレスの捉え方によって悪影響(もしくは良い影響)の度合が変わることが、数多くの研究によって明らかになっています。
複数の研究では、ストレスを健康上の脅威ではなく、困難な課題に取り組むための身体の対処法であると捉える人は、ストレスホルモンであるコルチゾール値が低いことがわかりました。
コルチゾールは高脂肪、高炭水化物、高カロリー食に対する食欲を増すため、値が低いことは良いことです。


<ステップ#2: ストレスを身体活動の燃料として使う>
運動はストレスの多い出来事に対処するための最善策の一つであり、これは皆知っていることです。
5分間の早歩きを行うにしても、30分間の筋力トレーニングを行うにしても、この機会を有効活用して緊張をほぐしましょう。
運動を行うことで、カロリーを消費し、エネルギーが高まり、食欲を落ち着かせ、代謝の低下を防ぐことができます。


<ステップ#3: 深くリラックスできる方法を実践する>
少なくとも1日1回、静かな場所を見つけて瞑想してみましょう。
ピッツバーグにあるカーネギーメロン大学の報告によると、たった25分簡単なマインドフルネスの時間を設けるだけで、緊張を和らげることができるといいます。
快適な姿勢で座る、もしくは横になって、目を閉じ、ゆっくりと呼吸します。
息を吸う動き、吐く動きに注目しましょう。
意識がさまよう(誰にでも起こります)場合は、もう一度呼吸に注目して下さい。
このテクニックを、3日連続で実践することから初めてみましょう。
研究では、これにより後にストレスを受けたとしても、コルチゾールの低下を維持できることが示されました。


<ステップ#4: ストレスとお腹の脂肪を減らす食事を選ぶ>
緊張を感じた時に罪深い食べ物(甘いものや油っこい食べ物)に手を伸ばすのではなく、マイク医師のように、新鮮な野菜を手に取ってみましょう。
野菜を中位の同じ大きさにカットし、オリーブオイル少々および調味料(ガーリックやオレガノ、ローズマリーがお勧めですが、好きなスパイスでも良いでしょう)を加えて混ぜます。
軽く油を塗ったクッキングシートもしくはローストパン上に並べ、275℃のオーブンで45分間ローストします。
調理の途中、野菜を裏返して下さい。
マイク医師お気に入りの野菜は、新鮮なアスパラガスです。
野菜の調理中は、運動か瞑想、もしくは両方を行うと良いでしょう。


<ステップ#5: :NUTS(Nagging Unfinished Tasks/未完のまま放置している課題)に取り組む>
NUTSの影響を甘く見てはいけません。
1か月分溜まった未整理の書類、雑草でいっぱいの芝生、まだ書いていない感謝の手紙などが蓄積すると、慢性ストレスが上昇します。
次のことを試してみましょう。
上記ステップ1~4までを行った後、ストレス源となっている物事をリスト化して下さい。
それに一つずつ対処していきましょう。
これにより、ストレスがなくなり、落ち着いた気持でいられるようになるでしょう。

出典 sharecare『Tame Stress To Avoid Belly Fat』(2019年12月20日に利用)
https://www.sharecare.com/health/stress-reduction/article/tame-stress-to-avoid-belly-fat