この夏のライム病に対する警戒

2020年8月1日-　夏はライム病にかかる確率が高くなります。ライム病は、いくつかのダニが保有する細菌によって引き起こされ、未治療のままにすると、深刻な健康上の問題を引き起こす可能性があります。

ダニはどこにでも生息していますが、森の中や湿った、暗いまたは生い茂った場所で繁殖します。

ペンシルべニア州ヘルスミルトンS.ハーシーメディカルセンターの地域保健師である、タラ・シモンズ氏は、「庭の芝生を刈ってください。そして、もし木に隣接する裏庭に子供の遊び場がある場合は、木材チップで障壁を作成してください。ダニは乾燥した日当たりの良い部分を通るのが困難になります」と述べました。

牧草地や森の中を歩くときは、歩道にとどまり、ダニが見やすいように明るい色の服を着てください。

ライム病の初期症状は、発熱、筋肉痛、疲労、頭痛、リンパ節の腫れを伴うインフルエンザの症状に似ています。

ブルズアイ発疹はライム病の明白な症状ですが、発疹は常に現れるとは限らず、別の形をとることがあります。

合併症が発症する前のできるだけ早くライム病を治療することが不可欠です。ライム病の典型的な初期治療は抗生物質のドキシサイクリンです。

シモンズ氏は、殺虫剤ペルメトリンで衣類やハイキング用具を処理するように助言しました。

しかし、虫刺されを防ぐために、虫よけには頼らないようにとシモンズ氏は付け加えました。

「虫よけは蚊を遠ざけるのには効果がありますが、ダニを死滅させることはありません。ダニを遠ざけるだけです。」

と彼女は述べました。

ハイキングへ行った後は、身に着けていたものすべてを取り出して洗ってください。

米国疾病予防管理センターによると、ダニを取り除く適切な方法はピンセットを使用することです。

「ピンセットの先端をできるだけ皮膚に近づけ、ダニの頭にできるだけ近づけてまっすぐ引き上げてください」とシモンズ氏は述べました。

ライム病の第3段階では、数か月または数年後に発症し、関節炎、四肢のしびれ、神経障害を引き起されます。

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