しもやけができましたか?
1月8日 インド・ニューデリー(IANSlifeより):しもやけは、寒冷な環境に曝された際に発生する局所的な紅斑性皮下腫脹を特徴とする病状です。
この症状は 「凍傷」とも呼ばれます。
フォルティス病院の皮膚科医であるマヒマ・タルワール博士は、この一般的な病気の症状と治療法についての情報を共有しています。
病因
寒冷環境下に曝された後の体の異常反応と、そこから再度、温かい環境下に戻った場合(再加温された場合)に発生します。
血液粘度が上昇すると、すでに痙縮している浅い血管を流れる血流が遅くなります。皮膚の再加温は、周囲の組織への液体の滲出を引き起こします。
危険因子
・女性はより敏感
・レイノー病の既往歴がある場合
・狼瘡、白血病、ポリオなどの病気に関連している可能性があります。
兆候と症状
寒冷環境にさらされてから、12〜24時間以内に、特に、指先やつま先の近位指節骨の背側面、下唇、かかと、耳周辺などの寒冷環境に直接さらされていた体の領域に、柔らかい紅斑性の膨張が見られます。
重度のかゆみを伴います。
灼熱感がある場合もあります。
赤色から濃い青色へ肌の色が変化します。
痛みを伴う場合があります。
合併症
重症になると水疱と潰瘍を伴います。
慢性的な凍傷では、動脈および全身疾患下で、角質増殖、リンパ浮腫、瘢痕などの不可逆的な変化を引き起こす可能性があります。
治療方法
急性病変であればほとんどが自己治療ができます。
治療は主に寒冷環境での適切な衣服を身に着けることと患部を暖めることです。
外出を控えるなどし、寒冷環境へ極力、晒されないようにします。
体の露出部分を覆い保温します。
手、足、顔を乾燥させ、清潔に保温状態を保ちます。
紫外線による光線療法が有益な場合があります。
かゆみ止めのローションや局所ステロイドクリームが、症状を緩和することがあります。
ニフェジピンは、しもやけが重症である場合に使用されることがあります。
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