ほとんどのアメリカ人は一度もHIV検査を受けたことがない
2019年6月28日(HealthDay News) -連邦政府の勧告を受けてHIV検査を受けたアメリカ人は、10人のうち4人に満たないと保健当局は報じています。
米国の疾病予防管理センター(CDC)のHIV / AIDS予防部門の所長であるユージン・マクレイ博士は、次のように述べています。
「HIV検査の受診は以前よりも早くて簡単になっています。そして、検査を受ければ、自分で管理できるのです。」
政府機関は、13歳から64歳までのすべての人に、日常の健康管理の一部として少なくとも1回はHIV検査を受けるように勧めています。
代わりに、最新のCDC調査では以下のことがわかりました。
・これまでにHIV検査を受けたことがあるアメリカ人は40%未満です。
・HIVのリスクが最も高い人々の間でテストを受けたのは昨年は30%未満でした。
・HIV診断の50%以上が発生している50か所の地域で、過去1年間に検査が必要とされる人で検査を受けたのは35%未満でした。
・間に1度のHIV検査が推奨されている郡部では過去1年間の検査率は26%のみでした。
毎年、HIV検査を受けるべきとされている人は以下の通りです。
・性的に活発な同性愛者とバイセクシュアルの男性
・薬物乱用者
・前回のテスト以降、複数のセックスパートナーを持つ人
・他の性感染症、肝炎または結核などに罹患している人
「HIVの診断と治療は、それと共に生きる人々が、通常の平均寿命を全うするための第一歩です。」
とCDCのロバートレッドフィールド博士はニュースリリースで述べました。
「HIVの危険にさらされている人々に注意を払うよう促すために、私たちは巡回を行い、彼らに会う必要があります。
これは悪いイメージを払拭することを意味します。
すでに治療を受けている人から学ぶのと同じように、治療への道が彼らにとってもより簡単になります。」
と彼は付け加えました。
検査が陽性であるか陰性であるかにかかわらず、それは日常の健康管理の助けとなるでしょうとCDCは伝えています。
検査が陰性だった人は、1日1回、錠剤のHIV感染予防投薬(PrEP)を摂取することにより、HIV感染を防ぐことができます。
CDCによると、検査で陽性となった場合は、体内のウイルス量を減らす治療が可能です。
それにより寿命を延ばし、他人にHIVを感染させる危険性を減らすことができます。
この報告書は6月28日に罹患率と死亡率についてのCDCの週報で発表されました。
【以下のウェブサイトより引用】
https://consumer.healthday.com/aids-information-1/aids-and-hiv-sexually-transases-diseases-news-607/...
747867.html