アストラゼネカのCOVID-19ワクチン候補が米国で研究の後期段階へ
(ロイター通信)-アストラゼネカ社(AstraZeneca Plc)は月曜日、その注目を集めるCOVID-19ワクチン候補の米国出資の3万人を対象とした後期段階の研究のために、参加する成人の登録を開始したと述べました。
試験参加者は、『AZD1222』と呼ばれる実験用ワクチンを4週間おきに2回投与するか、プラセボが投与されると同社は発表しました。
この試験は米国政府の『オペレーションワープスピードプログラム』の下で実施されており、COVID-19でのワクチンと治療薬の開発、製造、流通を加速することを目的としています。
ドナルド・トランプ米大統領は、11月3日の大統領選挙の前に、ほとんどの専門家が予想するよりもはるかに早く、新型コロナウイルスに対するワクチンが入手可能になると述べました。
オックスフォード大学の研究者と共同でワクチンを開発しているアストラゼネカ社とパートナーのBioNTech SE社とファイザー社は、それぞれのワクチンの米国の緊急使用の承認または承認を推進するデータを10月までに得ることができると述べています。
AZD1222は英国、ブラジル、南アフリカですでに後期段階の臨床試験が行われており、日本とロシアで追加の試験が計画されています。
この試験は、米国の第III相試験と合わせて、世界で最大50,000人の参加者を登録することを目的としています。
米国の臨床試験は、ワクチンがCOVID-19感染を予防するか、または病気が重症化するのを防ぐことができるかどうかを評価すると、国立衛生研究所はここの声明で述べました。
また、ワクチンがCOVID-19に起因する救急搬送の発生率を低減できるかどうかも評価します。
【以下のリンクより引用】
AstraZeneca's COVID-19 vaccine candidate begins late-stage U.S. study
Reuters