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JapanRx / アルツハイマー病の予測検査は歓迎されるとの調査報告

アルツハイマー病の予測検査は歓迎されるとの調査報告

アルツハイマー病の発症前に診断テストでわかった場合、アメリカのほとんどの高齢者がそれを受けるということが、新たな研究でわかりました。

スタンフォード大学の研究者らは、進行性脳障害の将来のリスクを正確に予測する無料の診断テストがあったらそれを受けるかどうかについて、65歳以上の男女875人に質問しました。
そして、そのうち4分の3の人がテストを受けると答えました。


参加者の87%が、もしアルツハイマー病を発症することを知っていれば、何をしたらよいと思うかと尋ねたところ、愛する人と健康計画について話し合うと答えました。
10人中8人は、将来のケア、もしくは、生きるための意志表示をすると述べました。しかし、この調査によると、すでにそういった計画を実施していると回答したのはわずか15%でした。

アルツハイマー病は、認知症の最も一般的な形態です。
その調査結果は12月12日に『アルツハイマー病の研究と治療』誌に掲載されました。
「アルツハイマー病の発症リスクが高いか低いかにかかわらず、アルツハイマー病の予知的検査への関心は参加者間で類似していることが判明しました。」とカリフォルニア州パロアルトにあるスタンフォード大学医学部のメラ・シェフリン博士は述べています。

シェフリン博士は、「意外にも、健常者と多くの病状、性別、人種、機能的状態または知覚された記憶に悩まされている人々の間で、関心は変わらなかった。」と雑誌のニュースリリースで述べました。

「アルツハイマー病が頻繁にメディアで報じられ、特に壊滅的な病気であると考えられているため、このように高い関心が寄せられる可能性があります。」

これらの予測テストが利用可能になると、研究者や医師は、『患者を支援し、将来の準備に役だつ』とし、こういった潜在的な高い需要に気づくべきであるとシェフリン博士は述べています。


(記事元)https://consumer.healthday.com/cognitive-health-information-26/alzheimer-s-news-20/test-predicting-a...