アルベンダゾールの3倍投与による子供の栄養状態への影響 - インドネシア、スンバ島西南部ペロバタン村にて
ペロバタン村の子供に対して、アルベンダゾールを3倍量投与による駆虫を行ったところ、子供の栄養状態の改善が見られました。
アルベンダゾール投与前は、栄養状態の良い子供は33%、低体重の子供は47.7%、重度の低体重の子供は19.3%でした。投与後、栄養状態の良い子供の数は75%に増加、低体重の子供の数は25%に減少し、重度の低体重の子供は見られませんでした。
土壌伝播寄生虫(STH)の感染率が高いため、再感染を予防するためには、少なくとも5年間の継続した集団投与が必要であると考えられます。
PMC Journals, 2017年 11月