イランのコロナウイルスの死者は26人に達し、多くの金曜礼拝がキャンセルに
ドバイ(ロイター) - イランでは、木曜日にコロナウイルスによる死者数が中国以外では最も多く、26人にまで増加し、感染者の総数は政府高官数人を含む245人に達したと報じられました。
この流行により、感染地域の他、当局は首都テヘランやイスラム教シーア派の聖地であるコムやマシュハドを含むイランの31州のうち23州の州都で金曜日の礼拝の中止が呼びかけられたとテレビ局は報じました。
イランの国営通信社であるIRNAは、また、イランが中国人の入国を禁止したと報じました。
当局者も感染し、その中には女性および家族問題担当副大臣のマソウメ・エブテカル氏や保健大臣のイラジ・ハリチ氏も含まれています。
エブテカル氏の症状は軽度であると言われており、入院はしていません。
「過去24時間で、106件の新規確定症例がありました。そして死者数は26人に達しました。」
と保健省の広報担当者であるキアヌシュ・ジャハンプール氏は国営テレビに語り、国民に国内でも不必要な旅行は避けるように呼びかけました。
イランはまた、コムとマシュハドにある聖堂への参拝を制限していると保健大臣のサエド・ナマキ氏は国営テレビに語り、
聖地への訪問者は「祈ったらすぐに去る」べきだと付け加えました。
「聖堂内での集会は許可されません。」
と彼は述べました。
イラン当局は、当初ウイルスが疑われた何百人もの人々が陰性となり退院したと述べています。
ハッサン・ローハニ大統領を含め当局は、水曜日に、患者数が急激に増加したにもかかわらず、イランには都市や地区を隔離する計画はないと述べました。
政府は、大学と映画館を閉鎖し、文化、スポーツイベント、会議の一時的な禁止をさらに1週間延長しました。
ウイルスの確認された症例による死亡率は、他の国では薬3%であるのに対し、イランでは約10%です。
イランは、2月19日にコロナウイルスによる最初の感染者の出現と死亡症例を発表しました。
世界保健機関の緊急事態プログラムの責任者であるマイク・ライアン氏は、ジュネーブで次のように述べています。
「最も可能性の高い要因は、明らかに、この病気が目に見えずに国に持ち込まれ検出がされなかったことです。 感染の範囲は、私たちが考えているよりも広いかもしれません。」
ライアン氏は、これまでのところ、より重症の症例が検出されたように思えるが、これからはより軽度の症例も検出されると思われると述べました。
「臨床的なケアが必要となるとは思われませんが、監視は必要になると思います。」
イラン外務省は、「約20,000個のコロナウイルス検査キットおよび、その他の医療資源」が、金曜日にイランのマーハーン航空の便で中国から届けられると述べました。
【以下のリンクより引用】
Iran coronavirus death toll reaches 26, many Friday prayers canceled
Reuters