インスリン抵抗性がある人に適した食事とは？

ステイシー・ウィグマン氏（薬剤師）の回答：

インスリン抵抗性があると、体内でインスリンが生産されるものの、インスリンが効率的に使用されないため、2型糖尿病を発症しやすくなります。
インスリン抵抗性のある人の多くは、腹部周辺の脂肪過多など、糖尿病のリスクを高めるその他の症状を抱えています。
幸いなことに、食事と運動によって、インスリン抵抗性のある人が糖尿病を発症するのを防ぐのに役立ちます。

食事による主なの目標は、体重を減らすことです。
太りすぎや肥満の場合、体重の5％から7％を失うことで、糖尿病を発症するリスクを大幅に減らすことができます。
既に糖尿病を患っている人の血糖コントロールに推奨されるのと同じ種類の食事を試してみてください。
食事一皿を半分に分けてから、片方をさらに四分の一に分けます。
一番大きな区画は、ほうれん草、ブロッコリー、サルサなどの非でんぷん質の野菜で満たします。
小さな区画の一つを、全粒穀物、豆、ジャガイモなどのでんぷん質の食品で埋めます。
3番目の区画には、赤身肉、魚介類、豆腐、卵、またはチーズを少量入れます。
そして、コップ1杯の低脂肪牛乳を飲みましょう。
最後に、フルーツ一切れ、または1/2カップのフルーツサラダで食事を締めくくります。
この食事方法は、誰にとっても健康的です。


ノースショア大学ヘルスシステム代表、ダナ・フリードマン氏（栄養学）の回答：

インスリン抵抗性のある人は、、まず濃厚なお菓子の摂取量を制限すると良いでしょう。
これには、甘い炭酸飲料やケーキ、クッキー、パイ、ブラウニー、アイスクリームなどの砂糖を含む食品が含まれます。
また、健康的な炭水化物の摂取量を増やし、全粒穀物製品や新鮮な果物および野菜を食事に含めることを目標としましょう。
その他、炭水化物を含む食品の摂取制限に取り組むと良いでしょう。

出典 sharecare『What is a good diet for someone who is insulin resistant?』2020年2月17日に利用）
https://www.sharecare.com/health/type-2-diabetes/what-diet-insulin-resistant