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JapanRx / インディアナ州とその周辺地域でSTDが上昇 - クラミジア、淋病、梅毒の症例率は常に高い

インディアナ州とその周辺地域でSTDが上昇 - クラミジア、淋病、梅毒の症例率は常に高い

2017年には、およそ230万件のクラミジア、淋菌、および梅毒が米国において診断され、2016年の過去最高記録を20万件以上、上回りました。 

ワシントンD.C.国家STD予防会議で、疾病管理予防センター(CDC)が8月28日に発表した予備データによると、これらの性感染症は、4年連続で急増しています。  

地方別、全国的ともに増加
2013年に報告されたSTD症例と2017年の予備的データのCDC分析によると、急激で継続的な増加を示しています。
原発性および続発性の梅毒診断は、17,375件から30,644件に76%増加しました。

2017年には、ゲイ、バイセクシュアル、など男性をセックスパートナーとしている男性が、セックスパートナーの性別が初期段階および続発段階の梅毒症例のほぼ70%を占めていました。
初期段階および続発段階の梅毒が最も感染性がある疾患です。
クラミジアは、CDCに報告された最も一般的な疾患として存在します。 2017年には170万人以上が診断され、15〜24歳の女性の45%が診断されました。  

インディアナ州はこれらの傾向の影響を受けず
インディアナ州保健省のSTD予防プログラム専門家、ケイトリン・コンラッド氏は、インディアナ州はさまざまな要因により同様の増加を見せていると述べました。
「現在は、以前よりも多くのオンライン出会い系サイトで、より多くのパートナーに出会えるようになりました。
そして、恥ずかしさをなくすため、より多くのパートナーに匿名でも出会えるようになりました。
理由として、STDはすべて治療が可能な病気であるため、おそらく以前のように恐れを感じることがないのです。」と彼女は述べました。 

「人々は現在かなり頻繁にテストを受けており、より優れた医療サービスを利用することができます。また、より多くの保険が選択できます。そのため、人々は昔よりもはるかに多くの広い範囲でパートナーと出会うことができるのです。」
インディアナ州とケンタッキー州での『患者の家族計画サービス』の副社長であるリン・バンチ氏は、「何よりも妊娠を避けたいと考えている何千人もの患者は、結果として、コンドームの使用優先順位を引き下げ、より高いSTD感染率をもたらしていまいます。 子宮内器具やインプラント、ピルなどの避妊薬を使用する場合は、コンドームを使用しない可能性が高いのです。」と彼女は語ります。 

抗生物質耐性淋病
淋病の診断は333,004件から555,608件に67%増加し、男性では169,130​​件から322,169件におよそ倍増しました。
女性の診断率の増加と女性にいおいての増加速度も3年連続で増加し、197,499人から232,587人に増加しています。
未治療の淋菌の脅威は米国でも続いており、海外の抗生物質耐性淋病の報告などもあり懸念を強めています。
長年に渡って、淋菌は、米国での淋菌治療において唯一の非常に有効な抗生物質とされているセフトリアキソンを除いて、この治療に使用された抗生物質のほとんどすべてのクラスで耐性となっています。

2015年に、CDCは、医療機関に向け、淋病と診断された人々にアジスロマイシンの経口投与と並行してセフトリアキソンの単回投与を処方するよう勧告し始めました。 アジスロマイシンは、セフトリアキソンに対する耐性の発生を遅らせるために加えられました。

二重療法でのアプローチが実施されて以来、セフトリアキソンに対する新たな耐性は見られておらず、この推奨療法を使用した場合での治療の失敗は、米国ではまだ確認されていません。
しかし、CDCの新たな発見は、アジスロマイシンに対する耐性がアジスロマイシンに対する耐性を示しているサンプルの一部が2013年の1%から2017年には4%以上に増加したことを示しています。
この発見は、いくつかの淋病におけるアジスロマイシン耐性遺伝子が、セフトリアキソンに対する感受性が低下した淋病の系統に交叉する可能性があり、それがいつかはセフトリアキソンに反応しない淋病を発病させてしまう原因となる可能性があるという懸念があります。

コンラッド氏は、インディアナ州は、耐性淋病の治療のための緊急プロトコルを調査するために、抗生物質耐性細菌と戦う連邦基金(CARB)から連邦資金を受け取った8州のうちの1つであると述べました。

「感染症のネットワークを特定し、これらのネットワークがどのように淋菌感染を広げているかを把握し、明らかにすることでこれらの感染の治療を試みています。」
と彼女は述べました。

【以下のウェブサイトより引用】
https://www.nuvo.net/news/stds-on-the-rise-in-indiana-and-around-the-country/article_d476949c-c196-1...