インディアナ州の住民へ保健当局はダニについての注意を呼びかけ
インディアナ州の保健当局は、気温が上昇するにつれて州全体でダニの活動が増加するため、屋外でもダニに刺されぬようにと注意を呼び掛けています。
州の公衆衛生獣医師であるジェニファー・ブラウン氏は、次のように述べています。
「野外活動を楽しむときは、どこにいようと、すべての住民はダニに刺されないように予防策をとるべきです。」
マダニは、ライム病に加えて、エーリキア症や、ロッキー山紅斑熱のような紅斑熱群リケッチア症などの病気を伝染させる可能性があります。
ダニ刺されを予防することは、すべてのダニ媒介性疾患からインディアナ州の住民を守ることができるとブラウン氏は言います。
次のような対策で、ダニ刺されを予防することができます。
- 芝生や樹木が茂った場所へ行くときは、長袖のシャツと淡い色のズボンを着用し、シャツの裾はズボンの中に入れ、ズボンは靴下に押し込みます。
- ダニの予防用の防虫剤である0.5%ペルメトリンを衣服やアウトドア用品に塗ります。 (ペルメトリンは素肌には使用しないでください。)
- DEA、ピカリジン、IR3535、レモンユーカリ油、パラ - メンタンジオール、または2-ウンデカノンなどの有効成分を含むEPA登録の防虫剤を使用。
屋外で頻繁にダニチェックを行う
屋内に入ったら、衣服、道具、ペット、肌にダニが付着していないかを徹底的にチェックするべきです。
30分程度、強風ドライヤーを衣服の中へ当てダニを殺します。
シャワーを浴びると衣服に付着していないダニを取り除くのに役立ちます。
ピンセットを使用して皮膚の近くのダニを掴み、次に一定の圧力で外側に引っ張ることで、ダニを安全に除去できます。
ダニが取り除かれた後は、その部分を石鹸と水で徹底的に洗いましょう。
ダニ自体は密封された袋や容器に入れ、アルコールに浸してテープでしっかりと包むか、トイレに流してください。
ダニは決して指の爪で押しつぶしてはいけません。
付着したダニを見つけた後、病気になった場合は、直ちに医師や獣医師の診察をうけましょう。
ダニ媒介性疾患は抗生物質で治療することができ、迅速な診断は合併症の予防に役立ちます。
ダニとそれに媒介される病気を予防する方法の詳細については、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
http://www.in.gov/isdh/20491.htm
【以下のウェブサイトより引用】