インフルエンザにかかった?合併症には迅速に対処を
2020年2月2日(HealthDay News)- インフルエンザとの戦いは時として苦痛なものですが、悲惨さはそこで止まらないかもしれません。
インフルエンザにかかると、免疫系が攻撃を受け、合併症が出やすくなります。
インディアナ州ウェストラファイエットにあるパデュー大学看護学部の助教授であるリビー・リチャーズ博士によると、合併症として、他のウイルスが体内に侵入し感染症を発症する可能性があります。
一般的な合併症には、肺炎、副鼻腔感染症、耳感染症、気管支炎などがあります。
「肺炎は二次的な細菌感染として発生する可能性があり、数日間インフルエンザの症状が出てから発症します。」
とリチャーズ博士は述べました。
「より急速に発展したウイルス感染としても発生する可能性があります。」
肺炎には、悪寒、発熱、痛みなどのインフルエンザ様症状が伴うことがよくあります。
重度の症状には、息切れ、胸痛、発汗、心拍数の増加やしつこい咳などがあります。
耳または副鼻腔感染症の徴候には、顔面の圧迫感や、脱水および耳痛があります。
もしインフルエンザの合併症が見られると思われる場合、リチャーズ博士は医師の診察を受けることを勧めています。
感染を防ぐため、抗生物質などの追加治療が必要になる場合があります。
「予防接種は、インフルエンザによる合併症の発症を低下させる最良の方法です。」
と博士は言います。
「予防接種に次いで、健康な免疫システムを維持することが、合併症を防ぐことに役立ちます。」
米国疾病対策予防センターは、インフルエンザおよびインフルエンザ様疾患の発生率が現在、全国で上がっていると指摘しています。
今シーズン、既に推定1,500万人の症例が診断されており、8,200人のアメリカ人がインフルエンザにより死亡しています。
【以下のリンクより引用】
Got Flu? Deal Quickly With Complications
Health Day