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オメガオイルはカロリーではなく肥満を駆る

米国に拠点を置く科学者たちは、食事におけるオメガ3とオメガ6の間違ったバランスがカロリー消費量よりも肥満を駆動すると述べています。

食品から摂取するエネルギーとエネルギー消費のバランスをとりながら健康的な体重を維持することは、単純ではないと、遺伝学栄養健康センターのアルテミスシモポロス氏、および、セントルークノッドアメリカ心臓研究所のジェームズ ディ ニコロアントニオ氏は述べています。

カロリー消費量と全体の脂肪摂取量にあまり焦点を当ててしまうのは、私たちの食事におけるオメガオイルのバランスの本当の問題から外れてしまうと、ジャーナルオープンハートの社説で主張しています。

もし肥満対策に取り組みたい場合は、我々の消費カロリーにはあまり焦点を当てずオメガ3とオメガ6のバランスをより考えるべきだと言います。

典型的な洋食は我々がオメガ3を消費する量よりはるかに多くのオメガ6を含み偏っています。と著者らは述べています。
オメガ3の摂取についての推奨健康バランスは、オメガ6の倍を超えないことです。
実際には、オメガ6の約16倍以上のオメガ3を消費しています。

この不均衡は、人間の歴史の中で新しく登場したものです。
赤身の肉をたくさん食べることが、オメガ6の摂取量を屋根を突き破るほど上げてしまうという原因となります。
しかし、農法の変化により肉の中にあるオメガ6でさえ、過去一世紀にわたって上昇し続けていると著者らは述べています。
家畜は、多くの場合、オメガ6の多いトウモロコシやその他の穀物を食べるため、それがあまり含まれていない草を食べるよりも多く供給されます。
これは、我々の祖先と比較して、肉、卵、乳製品中のオメガ6の摂取量を向上させます。

ディ ニコロアントニオ氏は、過去100年間の食生活の変化が農法の変化よりも効果の多くを持っていたと、IB Times誌に語りました。
「最大の元凶は、ダイエットになります。特に、植物油として知られている産業用種子油の導入です。それらの摂取量は1900年代諸島にゼロだったものが年間、一人当たり40ポンド以上となっています。」

このバランスは肉やトウモロコシ油およびヒマワリ油などのオメガ6の高い油を食べることを控え、元のラインに戻されるべきなのです。
オメガ3の摂取量はより多くの油性の魚や葉野菜を食べることによって上げることができます。

世界保健機関(WHO)によると、肥満のレベルは、1980年から倍以上となっています。シモポロス氏とディニコロアントニオ氏は、個人が食事の際にオメガオイルのバランスを再調整することを選択することだけでなく、政策立案者もまた、肥満を議論擦る際に、カロリー接種量と同様にオメガ油を含むことに再度焦点を当てるようにする必要があります。

政府はこの研究を反映するために、肥満に取り組む上でのポリシーを変更する必要があると著者は言います。
「種子油は、特に問題です。私たちが真に国民の健康を改善し、医療費を削減したいと考えるのなら、種子油を除去することが正しい方向へ向かう第一歩でしょう。」と、
正しい方向への第一歩となるこれらの医療費を削減したい場合はディ ニコロアントニオ氏は述べました。
「それは過去30年間でカロリーやエネルギー消費のみに着目し無残に失敗した結果と同じ経路に沿って継続しないように科学に基づいた栄養政策を確立することが政府や国際機関の責任です。」と彼は続けました。

(記事元)http://www.ibtimes.co.uk/omega-oils-drive-obesity-not-calories-1588007