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JapanRx / コロナウイルス:患者がレムデシビルによる治療に反応し、米国の生物医学機関の薬物検査の中で「有望」と示された抗ウイルス薬

コロナウイルス:患者がレムデシビルによる治療に反応し、米国の生物医学機関の薬物検査の中で「有望」と示された抗ウイルス薬

米国政府の生物医学研究機関は、ギリアドサイエンス社のレムデシビルを含め、新型コロナウイルスの流行に対する可能な治療薬として、いくつかの薬物のテストを準備しています。

 

国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)は、動物モデルにおける他のコロナウイルスに対して有望性が示された抗ウイルス薬レムデシビルのインビトロ研究のプロトコルを準備しているとこの機関の関係者は述べました。

国立衛生研究所(NIH)の一部門であるNIAIDの関係者は、前臨床、および臨床開発における他の抗ウイルス薬を、二つの抗レトロウイルスの成分である、ロピナビルとリトナビルを含む製薬会社Abbvieの承認HIV薬カレトラと同様に、評価を行う準備をしていると述べました。

 

エボラウイルスと戦うために最初に研究所が開発したレムデシビルの使用は、湖北省を発症とする新型コロナウイルスによって引き起こされる病気の公式名である『Covid-19』との戦いのためにレムデシビルの使用を特許した先月の中国での決定に続くものです。

中国の動きは、もしそれが新しい病気の治療に効果的であることが証明された場合、薬剤の使用管理は誰が行うのかという疑問を提起しました。

12月に伝染が拡大し始めたこの州の州都である武漢にある国営ウイルス研究所は、中国での特許を申請しました。使用はまだ保留とされています。レムデシビルは世界的には承認されていません。

 

ギリアド社は肺炎様症状のある患者を対象とした臨床試験で中国の保健当局と協力し、薬物の安全性と有効性をテストしていると同社の最高医療責任者であるメルダッド・パーシー氏(Mr.Merdad Parsey)は1月31日に述べました。

The New England Journal of Medicine誌によると、中国から帰国してワシントン州に入院した米国で最初のコロナウイルス患者は、1月下旬にレムデシビルで治療され症状が改善しました。

 

NIAIDの関係者は、同局はコロナウイルスに対する有効性について、インターフェロンベータのテストも計画しており、複数の開発者と協力し、感染の予防または治療に使用できる可能性のある『モノクローナル抗体』を分離および特定していると述べました。

一方、北京市保健委員会は先月、市内の3つの病院がコロナウイルスに感染した患者の治療にロピナビルとリトナビルの配合を使用していることを発表しました。

「レムデシビルは検査では合理的な選択肢です。」

とコーネル大学のウイルス学教授であるゲイリー・ウィテカー博士は述べています。

「コロナウイルスに対するこの化合物および関連化合物の有効性を示す堅牢な前臨床データがあります。」

保健当局もCovid-19のワクチンの発見に取り組んでいますが、効果的なワクチンは数ヶ月先になると見込まれています。

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス局長は火曜日にジュネーブで、感染症に対するワクチンができるのは18ヶ月先であるかもしれないと述べました。

 

火曜日、ワシントンにあるアスペン研究所シンクタンクが主催したフォーラムにおいて、米国疾病対策予防センターの国立アレルギー・感染症研究所の所長であるアンソニー・フォウチ博士は、ワクチンが開発された後でも、 6か月から8か月の試験を実施する必要があると述べています。そして、その生産は困難なものになるだろうと彼は付け加えました。

「それが機能する場合、数千万から数億もの用量を作るために増産が行われる必要があり、その時間は、ワクチン自体の普及と同様に問題となるでしょう。」

とフォウチ博士は述べました。

「だからこそ、3か月以内にトライアルを開始し、6か月でいくつかのデータを得るのです。展開可能な対策の一部としてのワクチンは、少なくとも1年間は調整が必要です。

 

【以下のリンクより引用】

Coronavirus: Antiviral that has 'shown promise' among US biomedical agency's drug tests, after patient responds to remdesivir medication

Asia One