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シロドシンが末梢遠位尿管結石の排除に効果がある可能性

シロドシンは、直径4-10mmの末梢遠位尿管結石の排除に効果が有るという新しい研究結果があります。
研究者によると、一日に8 mgの用量では、治療の4週間で、十分に有益な忍容性があると述べられており、男性と女性で同様の結果でした。

α-1アドレナリン受容体の最高濃度が含まれている場所のため、遠位尿管はシロドシンなどのαブロッカーを使う医療排出治療するに重要な場所となっています。
シロドシンはおそらく、α-アドレナリン受容体の遮断を行い、それによって尿管を緩和し、潜在的に鎮痙効果を引き起こすとカリフォルニア大学サンディ​​エゴ校の主任研究員であるロジャー・L・スール博士は述べています。
しかしながら、シロドシンは、内側及び近位の石を含む一般的な尿管結石を除去するにおいてプラセボにすぎないと欧州泌尿器科学会はオンラインで公開しています。
さらに鎮痛剤、緊急治療室での使用、または入院の患者の使用に有意な利点があるわけではありません。
 研究は2010年から2012年に米国の27箇所で4週間にわたって無作為化、二重盲検、プラセボ対照試験で行われました。
研究は直径4から10mmの単一尿管結石の有る239人の男性と女性を対象に行われ、逆行性射精、吐き気、めまい、頭痛、鼻つまりを含む副作用のため6人が中止しました。
しかしほとんどの場合はその程度は軽いと思われ、治療と関係のないと思われています。

医療排出治療のための選択的αブロッカーを使用することは尿管結石の他の治療法と比較して費用対効果が高いとされています。
米国泌尿器科学会と欧州連合泌尿器科はαブロッカーを推薦リストへ加えています。

研究者は、今後中・近位尿管結石の治療、より大きな結石、及びタムスロシンとシロドシンの有効性を調査するとしています。

記事元:
http://www.renalandurologynews.com/kidney-stones/silodosin-may-ease-passage-of-distal-ureteral-stones/article/396967/