シロリムス:目の中心のサブフィールドの厚さと永続的な網膜下液を減少。
サンフランシスコ - ここで紹介する研究によれば、シロリムスでの治療は、長期的な抗VEGF治療後の、慢性かつ持続的な流体と目の中央のサブフィールドの厚さを大幅に削減させました。
「私はあなた方にこれらが極めて深刻な目の疾患であることを知ってほしいのです。」と網膜専門家年次総会のアメリカの社会でラジK. マツリ博士は、語りました。
対象を遮蔽した、前向き単一施設研究では、40人の慢性流体がある加齢黄斑変性症の患者を見ました。そして、継続的にその活動を血管造影で確認しました。
患者の1つのグループには、シロリムスの440μgをベースラインと2ヶ月目、4ヶ月目の訪問の際に無作為に割り付け、他の毎月の訪問時にはニセ薬が与えられました。
患者の別のグループは、5カ月間、毎月の抗VEGF治療が継続されました。
網膜下液、網膜内流体および網膜下の組織は、マスキングされた読み出しセンターにおいてOCTで測定されました。
患者は、試験開始前にアクティブAMD注射を、シロリムス群では、平均6年間、及び、VEGF群では4.5年間、平均30〜40回受けていたと、マツリ博士は述べました。
試験の主要エンドポイントは、6ヶ月の時点で、中央のサブフィールドの厚さの変化でした。
シロリムス群では、最初の注射の後2ヶ月目までに、いくつかの浮腫が戻るように見えるという減少があったとマツリ博士は述べました。
しかし、2ヶ月目にシロリムスの二回目の注射を受けた後、「かなり一貫した継続的な減少がみられました。
抗VEGF群における「中央のサブフィールドの厚さ」は、比較的安定したままだったと彼は述べました。
さらに、研究では、治療が網膜下液の減少が網膜下の膜の大きさの減少傾向に関連していたことが示されたとマツリ博士は述べています。
(記事元)http://www.healio.com/ophthalmology/retina-vitreous/news/online