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スリランカ:デング熱の対応を強化

スリランカの保健当局は、国の多くの地域で大雨が発生する蚊媒介性デング熱のさらなる拡大を防ぐために、デング熱への対応を強化しています。

8月28日までに、保健当局は合計42,051件の症例を記録し、スリランカ国内では西部の州が最も多く発症が見られました。

コロンボ地区だけで合計8,808件のデング熱症例が記録されており国内最高です。

ガンパハ地区では6,388件で2番目に多いデング熱患者数を記録しました。一方でゴール地区では4,337件のデング熱患者数が記録されました。

今年の8月23日現在、合計62人の確定されたデング熱患者が死亡しました。

その後もさらにいくつかの死亡が報告されていますが、これまでのところ「デング熱による死亡」としては確認されていないと、保健サービス局長の  アニル・ジャシンゲ博士は明らかにしました。

疫学ユニットのデータによると、2018年全体で報告された58人のデング熱による死亡と比較して、状況が悪化していることを示しています。

ジャシンゲ博士は、保健当局は公衆へのメッセージを強化したと述べました。

あと2週間で学校が始まりますが、学校関係機関は、来月初旬の学校の長期休暇終了前に、学校内やその周辺にある蚊の繁殖地を清掃するように アドバイスされています。

住民にはあらゆる種類の蚊の繁殖地について警戒し、定期的にそれらを処理するよう求められています。

蚊の繁殖地の清掃には週に少なくとも30分を割り当てる必要があり、医療当局はすべての住民に警戒を呼びかけています。

専門家はまた、アスピリン、イブプロフェン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸などの薬を医療相談なしに服用しないことを一般市民に警告して  います。

ジャシンゲ博士は、発熱がみられた患者は、プレドニゾロン、メチルプレドニゾロン、デキサメタゾンなどの他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)およびステロイドを服用しないようにし、発熱した患者を治療する医師は、これらの薬を処方しないように警告しています。

上記の薬はデング出血熱(DHF)の発症を助長し、命にかかわる可能性があります。

虫よけ剤を使用したりして蚊に刺されないようにするのも、もう1つの効果的な方法です。

 

【以下のウェブサイトより引用】

Sri Lanka: Dengue response intensified

Ourbreak News Today