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JapanRx / デヴィッド・ミラー氏、ブラッドリー・ウィギンスにより使用される薬品は禁止されるべきと主張

デヴィッド・ミラー氏、ブラッドリー・ウィギンスにより使用される薬品は禁止されるべきと主張

著名なアンチ・ドーピング活動家であるデヴィッド・ミラー氏は、2011年から2013年にかけて、トゥール・フランスとジロ・デ・イタリアのレースの前にブラッドリーウィギンズが使用したトリアムシノロンの競技での使用が禁止されるべきだと述べています。

ミラー氏は元プロのサイクリストで彼自身、2004年にドーピング使用を認めた後、競技へは出場停止なっていますが、彼は、また、最近公表された、ファンシーベアーズのウェブサイトで漏えいが明らかになったTUE(治療使用特例)の完全な公開が必要だと語りました。

ミラー氏はトリアムシノロンの商標名であるケナコートが、最も強力な薬物であり、パフォーマンスを向上させると主張しました。
「テストステロンパッチを使った血液検査では明らかな違いが見られました。まるでトップレベルにいるような感覚です。ケナコートは3日後にも効果があるようですが分解作用があるため怖いですし、自分が破壊されるようなるような感覚がありそれをとても強く感じました。 
我々アスリートはこれを使用すべきではありません。強力なため、重大な問題がない限り使用することは許されるべきではありません。深刻な問題で苦しんでいるのであれば、我々は競技へ出場すべきではありません。私は、医師によりレース前にそれが処方されるのかはわかりませんし、私はそれを測深することはできません。」

ファンシーベアーズハッカーは先週、自身のサイトで世界アンチ・ドーピング機構(WADA)によって保存された医療データを公開した際に、ウィギンスが使用したのはトリアムシノロンであることが明らかになりました。

ツール・ド・フランス2012の勝者で5回オリンピックチャンピオンのウィギンズの情報の漏えいの後、彼は2012年の自叙伝で行われたコメントを明確化することを余儀なくされました。そこでは 2011年と2012年版ツール・ド・フランスの前にトリアムシノロンの注射を行っていたにかかわらず、サイクリングの「無針」政策を堅持していたと言っていたのです。

ブラッドリー・ウィギンスがアンチドーピング規制を破ったということを示すものはなく、また、トリアムシノロンの使用の前に彼のチームはWADAに従うUGIのドクターに申請を行っていました。

(記事元)
https://www.theguardian.com/sport/2016/sep/20/david-millar-triamcinolone-drug-use-banned-wada-hacking-scandal