トランプ政権、電子タバコの年齢制限を21歳に引き上げる
ワシントン(ロイター)-米国は、先週金曜日に米国のドナルド・トランプ大統領が、電子タバコ(Vaping)の年齢制限を21歳に引き上げる計画であり、 政府は来週、電子タバコ製品に関する最終報告書を発行すると述べました。
トランプ氏がホワイトハウスの記者団へ語ったところでは、行政の規制計画についての詳細を述べたり、発表の具体的な日付については不明です。
米国の保健当局は、蒸気の吸引に関連した漿液性肺疾患の全国的な発生について警報を鳴らしており、特に若者の間での、電子喫煙装置の使用に関する懸念を提起しています。
トランプ大統領は、今年9月に、米国保健福祉省と食品医薬品局にこの問題を調査するよう求め、規制当局は全ての風味付きの電子タバコを 禁止する予定だと述べました。
議会でもこの業界について調査を行っています。さらに、さまざまな米国の州および地方が製品を厳しく取り締まり、これもまた、多数の訴訟に直面しています。
トランプ氏は、「子供たちのケアを最も重要視しなければならないため、21歳程度まで年齢制限を設ける予定です。」と述べました。
それでも、彼は電子タバコ業界での利益を認め、政権はまた、業界によるあらゆる行動での影響を評価していると述べました。
「私たちは年齢について話し、問題となっている風味についても話しました。また、業界の人々が活動を続けることについて話しました。」 と彼は記者団に語りました。
電子タバコをより魅力的にするためにミントやフルーツなどの風味つけを行うことも、公衆衛生の支持者などから批判されています。
電子タバコメーカーのジュール社(Juul Labs Inc)は木曜日に、ミント風味のニコチンカートリッジの米国での販売を直ちに停止すると発表しました。
【以下のリンクより引用】
U.S. to raise age limit for vaping to 21, Trump says ahead of action next week
Reuters