ネキシウムの子癇前症への試験
胸やけ薬のネキシウムは、潜在的に致命的な妊娠合併症の子癇前症の危険にさらされている何百人ものオーストラリア人女性での治験が行われます。
子癇前症のリスクが高い女性において、この一般的に使用される胸やけの薬がこの命にかかわる可能性のある妊娠中の状態を予防できるかどうかを調査するため、
オーストラリアのランドマーク的な試験に参加します。
妊娠中の女性の約20人に1人は子癇前症を経験しますが、これを発症すると母親は危険なほど血圧が高くなり、
彼女の腎臓、肝臓、脳および他の臓器系に影響を与える可能性があります。
子癇前症と診断されると、その状態を止めるために、女性は早産を余儀なくされることを意味するため、それはまた、胎児も危険にさらします。
メルボルンにあるRoyal Women Hospitalの妊娠研究部長を務めるメルボルン大学のショーン・ブレネッケ教授は、
安全で効果的な予防治療の必要性が急務であると述べています。
「子癇前症の治療薬は現在のところ存在せず、そしてその状態を止める唯一の方法は出産なのです。」
「妊婦が早産である時期に子癇前症を発症した場合、それは赤ちゃんをすぐに出産する必要があることを意味し、
それは生まれてくる子供に長期的な障害をもたらす可能性があります。」
希望のひとつとなっているのは、有望であると研究結果が示されている、胸焼けの経口薬、ネキシウム(nexium)です。
ネキシウムは、胎盤から異常な量で放出され、子癇前症の発症に関連する2つのタンパク質を遮断することが示されています。
Royal Women Hospitalと提携したシドニー大学の研究では、今回の調査結果が妊婦の利益につながるかどうかを調べる予定です。
ロイヤルプリンスアルフレッド病院、およびシドニー大学の研究長であるジョナサン・ハイエット博士は、
この試験は子癇前症の予防への期待できる第一歩であると述べています。
「妊娠中の女性へ試験を実施するのは非常に難しいため、長年にわたって使用されており、妊娠中の女性に安全であることが示されているこの薬にはおおいに期待しています。
この薬は子癇前症に関与することが知られているタンパク質にも影響を与える可能性があります。」
研究者らは、世界子癇前症デーを記念するために開始された試験に参加するために、その危険性が高いと考えられる妊娠中の女性を500人は募集したいと考えています。
【以下のウェブサイトより引用】