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JapanRx / ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフードは、健康的な男性の精子数を減少させる

ハンバーガーやフライドポテトなどのジャンクフードは、健康的な男性の精子数を減少させる

とある研究では、若くて健康的な男性でも、ハンバーガーやフライドポテトを食べると精子数が減少することが示されています。

研究者らは、18歳~20歳の軍隊入隊者2,935人のの精子サンプルを分析し、食事に関する調査を行いました。

赤身肉や白いパン、甘い砂糖入りの飲料などの”西洋食”を食べる男性は、精子数が少ない結果となりました。

魚や鶏肉、果物や野菜、水などの健康的でバランスの取れた食事を取る男性の精子数は、最も多くなりました。

ハーバード大学は、ベジタリアン食を実践する男性の精子数は、これらの中間に位置していたことを見出しました。

ホルモン値を確認したところ、精子数が少なかった男性において、精子を作る細胞に回復不能な害が与えられていたことが示されていました。

また、専門家らは、子供の頃に不健康な食生活を送っていた場合、こうした現象はもっと早期に起こっていた可能性があると警告しています。

”西洋食”を最も頻繁に食していた男性は、頻度が最も少なかった男性と比較すると、精子の生産数が2,560万個少なくなりました。

そして、”健康的”な食事を最も順守した男性は、順守率が最も低かった男性と比較して、精子数が4,280万個多くなりました。

精子数の低下は、通常高齢の男性が不妊のため不妊クリニックを訪れた際に発覚します。

ハーバード大学のジョージ・カバロ博士は、次のように述べています。
「私たちの研究結果は、一般的に健康とされる食事パターンに従うことは、精子数の増加や精子機能マーカーの向上に関連しているという説を裏付けるものとなりました。」

「若い男性は、食事が精子数に影響する可能性があるということを知るべきです。」と、精子の専門家であるシェフィールド大学のアラン・パセイ教授は言います。
「この結果は、食事の影響を示しています。」
健康的な食事には通常より多くの抗酸化物質が含まれ、これには細胞を損傷から守る作用があります。

研究対象となった男性は、兵役義務のあるデンマークにて健康診断を受けました。

この研究結果は、オーストラリアのウィーンで開催されたヨーロッパ生殖医学会の年次総会にて発表されました。

出典: 2019年6月25日更新 The Sun 『Junk food diet of burger and fries ‘slashes sperm count in healthy men’』(2019年6月25日に利用)
https://www.thesun.co.uk/news/9366268/junk-food-slashes-sperm-count/